2016.09.10

御神輿にも使われているケヤキ材に注目!!! 【No.1672】

今日明日の吉祥寺では”吉祥寺秋祭り”が開催されています。この二日間は吉祥寺の街をたくさんの神輿が練り歩きます。明日は11台の御神輿が吉祥寺の街を練り歩きます。午後には平和通りに全部の御神輿が集まってセレモニーが行われます。たくさんの御神輿が一斉に担がれる様は見応えがあると思います。ソリウッドが所属する大正通り商店会は大正祭礼委員会として御神輿をだしています。

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こちらが大正祭礼御神輿です。今年から担ぐ御神輿が変わりました。白木造りなので少し地味な感じがしますが、少し大きくなったので重量感があって見た目もドッシリしています。御神輿に巻かれている紐や提灯は今までと同じ物ですので、そんなに違いは感じないないかもしれませんが…

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本体は総ケヤキ造りになっていますね。御神輿を造るメーカーはケヤキ材をたくさんストックしているはずです。そして長年乾燥させた木を使って製作しているはずです。それでもよく見ると若干隙間があいたりしていますね。これは乾燥によって若干板が縮んだ事で出来た隙間だと思います。ケヤキ材はある程度堅さがありますので、細かい加工をするにはパワーが入りますが、木目が詰まったケヤキ材は動きも少なめです。

ケヤキ材は昔から木材としてよく使われてきた木です。もちろん家具にもよく使われています。ケヤキ材は1枚板テーブルになるサイズの板が多く存在していました。なので、1枚板テーブルと言えばケヤキといった印象があります。日本を代表する広葉樹材であることは間違いありません。

しかし、近年はケヤキ材の人気がいまひとつです。テーブルに関して言えば、人気が下がり続けている印象です。主な理由は「和風っぽい」ということです。確かに木目の感じや色が和風っぽいです。和風っぽいということが今の家には合わないと感じている方が多いようです。でも、仕上げ方法や脚を工夫すれば現代の家でもマッチするテーブルを作ることができます。

まず仕上げをオイル仕上げにすると良いでしょう。皆さんの頭の中にあるケヤキ材の1枚板テーブルはウレタン塗装であったり、漆仕上げだったりすると思います。オイル仕上げならウレタンや漆に比べるとテカテカ感が少ないです。テカテカ感が少なければ和の要素は少し軽減することができます。

つぎに脚です。ケヤキ材の脚にすると和風ぽさが増してしまうと思うので、思い切って黒い脚にしてみると良いでしょう。ソリウッドでは、黒くウレタン塗装した脚をつくることができます。脚を黒くすることでモダンな雰囲気のテーブルになります。

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天板はカバ材ですが、脚は黒く塗装したものです。どうですか?モダンな雰囲気になっていませんか?黒い脚にするとグッと締まった印象になります。こちらのテーブルは天板はオイル仕上げですが、脚は着色のウレタン塗装です。黒く塗る場合は、カバ材やブナ材を使用しています。カバ材やブナ材は導管が狭めなので、木目が透けて見えにくいために使用しています。

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こちらはケヤキ材耳つき2枚はぎテーブルです。脚はカバ材です。今っぽいお宅に納品したわけですが、決して違和感は感じませんよね。オイル仕上げにしたり、脚を工夫したりすれば和風ぽくなりすぎないようにすることができます。

現在吉祥寺ショールームではケヤキ材の耳つき2枚はぎテーブル用の板を展示しています。
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同じ丸太から製材されたケヤキの板を使用します。さらに隣合った板なのでブックマッチにはぎ合わせることができます。木目も詰まっていて綺麗です。ケヤキ材は木目が詰まっている方が木目が綺麗にでます。気になる方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。

瑞木@相模湖

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