2016.07.19

北海道で企画、製作されている良質な椅子・ISU-WORKSブランドの紹介です。【No.1619】

暑いですね。もうすっかり夏って感じです。関東地方もすでに梅雨明けしてますよね?正式発表はまだのようですが、すでに梅雨明けしてそうな予感です。暑さには強い方だと思いますが、それでも連日暑さが続くとグッタリします。今日は休みなので、家でこのブログを書いている訳ですが、冷房をつけずにいると汗がダラダラと垂れてきます。窓から時折涼しい風が入ってはくるのですがね……皆さまも熱中症には気をつけてくださいね。ああ、どこか涼しい所に行きたいなと思います。涼しいところ、どこですかね?北海道なんていいですね。きっと爽やかな夏を体験できるでしょう。

北海道と言えば、ISU-WORKSです。ソリウッドが取り扱っている椅子ブランドの1つで、ダイニングチェアからリラックスチェアまで幅広いラインナップが特徴の椅子ブランドです。2012年に設立された椅子ブランドですので、知名度はまだまだですが、丁寧に製作されているISU-WORKSの椅子の品質は確かなものです。ソリウッドが自信をもってオススメできる椅子に仕上がっています。北海道札幌市在住の木工家・高橋三太郎さんがデザインを担当して、北海道津別町にある山上木工さんが製作をしています。「新しい椅子づくりを目指して」というわけで木工家のクラフトマインドと小さな町の木工所の機械力、職人力を合わせた協働プロジェクトになっています。

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こちらが高橋三太郎さんです。6月に旭川でお会いした時に撮らせたもらった写真です。三太郎さんは自らも手を動かす木工家でいらっしゃいます。デザインを担当していますが、一般的なデザイナーさんよりもより製作サイドによったデザインをすることができます。三太郎さんの椅子デザインのモットーは”座りやすく美しい椅子”、座りやすいのは当たり前、やっぱり美しくなきゃ駄目だよねと三太郎さんは言います。椅子デザインの研究もしっかりしていてその知識は半端ないです。その三太郎さんがISU-WORKSシリーズの中でもお気に入りなのがLOGチェアです。

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独創的なフォルムと木の木目を活かすことができています。直線的なラインがキリッとした印象を与えてくれます。丸みを帯びた椅子デザインが多いなか、こうした直線的なデザインは珍しいのではないでしょう。それでいて野暮ったさを感じることもありません。2枚の板が背中をしっかりと支えてくれますので座り心地も良いんですよ。肘掛けもちゃんと機能するので使い勝手も問題ありません。

このLOGチェアはISU-WORKSのはじまりとなった椅子でもあります。元になっているのは、利尻礼文サロベツ国立公園ネイチャーセンターに納品するための椅子。この椅子はフレームをナラ材で作り、座面には、ニレ・タモ・クリ・クルミ・センといった北海道産の木材が使われていて、スタッキングができるようになっています。この椅子を元にしてもう少し洗練させてものがLOGチェアです。LOGチェアを素にして背の仕様を変化さたのがGシリーズの椅子です。脚や座面の部材を共有することができるので、製作コストを下げることができます。これは車のデザインにも取り入れられている方法ですね。シャーシを共有してボディは違うデザインということを車メーカーでも行っています。

共有部材があることでデザインの統一感もある程度保つことができます。なので、他のGシリーズの椅子と合わせて使ってもゴチャゴチャした印象になりにくいと思っています。

ISU-WORKSの椅子は全てオイル仕上げですので、ソリウッドの無垢材テーブルとも相性がバッチリです。選べる樹種はブラックウォールナット材・チェリー材・ナラ材・メープル材です。(Nシリーズ、Aシリーズの椅子はメープル材を選ぶことはできません。) 吉祥寺ショールームにてISU-WORKSブランドの椅子すべてに触れて座ることができます。ぜひ、質の良い木の椅子の座り心地を確かめに吉祥寺ショールームへお越し下さいね。

瑞木@相模湖

 

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