2016.07.18

早実の清宮くん人気を目の前にして考えたこと、人気商品を育てなければと。【No.1618】

暑いですね。休みの日だったので、部屋の掃除を大々的にやってみたら鼻水が止まらなくなりました。ハウスダストってやつですね。掃除をしないと大丈夫なのに掃除をすると駄目になるというのは何だか納得いきません。なので、とっても暑いのに鼻水がジュルジュルでてやる気が出ません。。。

なので、あまり関係ない話をしてみます。

家の近所に野球場があります。今の時期は高校野球の地方大会の真っ最中です。偶然通りかかったのですが、あの清宮くんがいる早稲田実業が試合をしていました。凄い人です。高校野球の地方大会でこんなに人が入ることってあるんですかね?外野スタンドまで人がいっぱいです。報道によると1万人以上の人が入っていたようです。もちろん普段から高校野球の地方大会を見ている人はたくさんいるとは思いますが、話題の清宮くんがいなければここまで人が入ることはないでしょう。

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球場の外から撮った写真です。普段はこの場所からでも試合を観戦することはできるのですが、この日は内野スタンドにも立ち見の人が多くいてグランドの様子はほとんどわからなかったです。

さらに
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内野スタンド後方の高台にもこんなに多くの人が観ています。清宮くん人気は凄いですね。

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肝心の清宮くんですが、持っていたiPhoneのカメラではこれが限界でした。白い○の中にうっすら白く見えるのが打席に立つ清宮くんです。私が観たこの打席はチャンスでしたが、まともに勝負してもらえず敬遠気味のフォアボールでした。この試合でも清宮くんはホームランを打ち、早稲田実業は勝利しました。これからは場所が神宮球場になりますが、神宮球場にもかなりの人が集まるのではないでしょうか。

で、やっぱり人気というのは凄いなと感じた訳です。もちろん清宮くんだけが出場している訳ではないので、この観客の全てが清宮くん目当てではないでしょう。相手チームを応援している人もいるわけですし。でも多くの人が清宮くん目当てで訪れている訳です。

人を呼べる人気商品があれば、いいなあ…と考えた訳ですね。休みの日にもちゃんと仕事の事を考えているんです。(時々ですが……)

ソリウッドには残念ながらまだ人をたくさん呼べる人気商品は誕生していません。プチ人気商品はあると思いますが。人気商品に育てていきたいものならあります。今日はそれらを紹介してみることにします。

まずなんといっても耳つきテーブル。無垢材テーブルはストレートカットテーブルと耳つきテーブルがあります。一般的には無垢材テーブルでもストレートカットのテーブルが圧倒的に多く使われていると思います。需要も多いと思いますし、供給も豊富にできます。一方耳つきテーブルは、存在自体があまり知られていないこともありますし、供給できる材も限られています。

材木屋さんが供給している木材も圧倒的に耳がすでに断裁されているものが多いです。特に北米産の木材の多くは耳がすでに落とされている板です。ウォールナット材やチェリー材はこうした板が簡単に手に入ります。しかもすでに乾燥されているのですぐに使うことができるのです。なので、大量に製作するならストレートカットテーブルに分があります。

北米産の木材を耳つきで使用する場合は丸太で日本に入ってきたものを製材して乾燥させてから使用する必要があります。耳つき板ですでに乾燥されている状態で日本に入ってきている北米産木材はないはずです。聞いた事ないですから。あったとしても数は限りなく少ないと思います。製材して乾燥が終了するまでに最低半年は掛かります。乾燥をしっかりするためにはもっと時間が掛かる場合も多くあります。ウォールナット材やチェリー材の耳つき板を用意するには時間が掛かります。

ソリウッドでは日本で製材されてまだ乾燥が済んでいない耳つき板を多く仕入れています。材木市場などに並ぶ耳つき板の多くは製材されたばかりの板です。なので、乾燥は自分たちの管轄で行っています。材木屋さんが乾燥を行った板を仕入れることも可能ではあります。しかし、乾燥はリスクが伴うので乾燥済の板は価格が高めです。製作コストを下げるためには自分たちで乾燥させる方が良いと考えています。人工乾燥を施すには木材乾燥庫が必要になります。木材乾燥庫は高額な製品ですが、長期的に考えると元は取れるのではないでしょうか。ソリウッドが導入しているのは木材乾燥庫としては小型なものです。それでも充分に機能はしています。乾燥庫があるとなしでは使える板の幅が全然違います。自前の乾燥庫があることで、材木市場へ行って、気に入った板を仕入れることができます。材木屋さんは買い手がつきやすい無難な板を仕入れることが多いんですね。あるいは高値で売れるとってもキレイな良材を仕入れます。しかし、市場にはそうではないけれど魅力的な板がたくさん並んでいます。そうした板を仕入れることができるのも自前の木材乾燥庫を持っているからなんですね。自分たちで乾燥させることが出来るから、自分たちが気にいった板を仕入れることができます。

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こちらは以前に納品させて頂いたトチ材の耳つき2枚はぎテーブルです。節がたくさんあって個性的な板ですが、Webに写真を掲載していたところ気に入ってもらったお客様がいて受注に至りました。こうした個性的な板は材木屋さんはあまり仕入れません。(個性的な板ばかりを仕入れる材木屋さんもいるはずですが…) しかし、材木市場にはこうした板がけっこう出品されています。この板は材木市場でみた瞬間に欲しいなと感じた板でした。

ちょっと長くなってしまいましたが、こうした耳つきテーブルをもっと多くの人に知ってもらいたいし、たくさん板を仕入れて商品にしていきたいです。そして、お客様を呼べる人気商品へとしていくのが目標です。

瑞木@相模湖

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