2016.05.16

チェリー材の収納棚、耳つきテーブル、ベンチ、椅子、納品しました。【No.1555】

だんだんと暑くなってきましたね。少し動くと汗ばむ陽気になりました。今日も配達に行ってきましたが、テーブルを運び込んだ時には結構あせをかきました。これからは配達もしんどい季節です。というわけでまずは最近納品した収納棚をご覧下さい。

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チェリー材で製作した収納棚です。全部で3分割になっています。大きな収納棚は搬入のことを考えて分割式にして製作しています。搬入後にボルトでそれぞれを固定します。ボルトで固定をすれば隙間はなくなるのでパッと見はどこで連結しているかはわからないと思います。よく見ると板が2重になっているところがあります。そこが連結部分になります。

背の高い収納は地震の時に倒れてしまう恐れがあります。そのため天井に固定することをオススメします。今回も天井と棚の間に板を挟んでアジャスターで固定しています。テレビも転倒防止テープを裏側でビス留めしています。

1番下の棚は引き出しになっています。DVDやCD等を入れても引き出しやすいようにスライドレールをつけています。重いものを入れる場合はスライドレールを使うことをおすすめします。スライドレールを使うと引き出しを最後まで引き出すことも可能になります。1番上の棚は引き戸になっています。引き戸をつけておけば中を隠すことができますね。あまり開ける頻度がない場合は引き戸は有効的です。右の棚には扉をつけています。引き出し、引き戸、扉と収納家具でよく使うパーツが揃っていますね。こうしたパーツもなるべくシンプルな物にしています。木の木目が活きていて、飽きがこないようにデザインしています。

ここ数年でチェリー材を使った収納棚の注文を受けるようになりました。数年前はチェリー材での注文はほとんど無かったように記憶しています。チェリー材の良さがだんだんと多くの人に伝わるようになったのですかね?

続いて紹介するのは本日納品したチェリー材の耳つき2枚はぎテーブルです。
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チェリー材のベンチとMEGチェアとともに納品しました。チェリー材はだんだんと色が濃くなっていきます。納品時は少しピンクがかったオレンジ色をしています。が、時間が経つと赤みがとれて濃い茶色へと変化していきます。個体差はありますが、1年から2年もすると最初の色とは全然違った雰囲気になってきます。

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全体的にモヤモヤしたような木目が出ています。チェリー材やカバなどでこのような模様が出ることがあります。でもこのチェリー材の模様は他のチェリー材よりも複雑で少し珍しい模様かなと思います。こちらの天板は吉祥寺ショールームに展示してあった板を気に入ったお客さまが注文してくれたものです。

ベンチはソリウッドオリジナルモデルです。座面は3枚の板をはぎ合わせています。両サイドの2枚の板は角度がついています。傾斜がつくことで座り心地がアップします。座面はテクスチャー加工という少し粗く仕上げたものとテーブル天板同様にツルツルに仕上げたものがあります。お客様の好みで選ぶ事ができます。今回納品したのはツルツルに仕上げたタイプの座面です。

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ISU-WORKSのMEGチェアです。座面はふっくらしていてとても気持ちよい。背にもファブリックが張られているので安定して座れます。

チェリー材の耳つきテーブル用の板は結構あったんですが、いつの間にか数が少なくなっていました。まだ乾燥していない板は在庫があるので、順々に乾燥庫に入れて乾かしていきます。ソリウッドで運用している乾燥庫は低温で乾燥させるタイプですので、乾燥時間は結構掛かります。乾燥庫に入れる前の乾燥具合にもよりますが、短くても1ヶ月くらいは乾燥庫に入れておきます。乾燥庫に入れておく時間は板によって違います。乾燥庫から取り出す時は必ず含水率を計測しています。時間ではなく含水率で乾燥したかどうかを確認するようにしています。

瑞木@相模湖

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