2016.02.06

無垢材家具はマイホームシンボル。【No.1455】

ソリウッドは無垢材にこだわった家具作りをしています。なぜ無垢材にこだわるのか?

答えは無垢材でしか味わうことが出来ない魅力があるからです。

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無垢材家具を扱う家具屋さんであっても無垢材ではない合板で製作された家具も一緒に扱う家具屋さんは多くあります。でもソリウッドは無垢材家具しか扱っていません。(棚と背板や引き出しの底板など部品の一部として合板を使用しているものはあります。) それだけ無垢材にこだわっている証です。

ソリウッドで製作、販売しているテーブルは標準的なサイズで15万円以上します。ちまたにはこれより安いテーブルはいくらでもあります。でもそのほとんどは無垢材テーブルではありません。無垢材テーブルとは本物の木をそのまま使ったテーブルです。例えテーブルの真ん中で切ったとしてもその断面は当たり前ですが木です。無垢材はその範囲ではどこでも木なんですね。これが重要です。つまり中見も外見もすべて同じ素材です。

世の中にはパッと見た感じでは木を使用しているように見えるテーブルでも実際は違うものもあります。そうしたテーブルの多くは木質素材と呼ばれる素材を複数使用しています。外見は木を薄くスライスしたツキ板が貼られた合板で、中見は細かく切断した木質繊維を接着剤で固めたボードといった感じです。こうしたテーブルは真ん中で切ると表面と内側で違う素材が使われているのが一目瞭然になります。また切断断面には木を貼ったり、木目が印刷されたテープを貼ったりしています。

無垢材かそうではない木質繊維を使ったテーブルかを見分ける1番簡単な方法は切断断面を見ることです。無垢材を使った場合は通常、木口と呼ばれる断面が現れます。木口には年輪と導管が見えます。

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無垢材を使用する場合は木口がむきだしになります。木質素材を使用したばあいには木口は存在しません。ここにあたる面にも木端と同じ木目を貼ることになります。

無垢材の場合は1本の丸太から採れる板の量が限られてしまいます。そのため、どうしても板の値段は高くなります。木質素材は効率良く製品化するため価格は下がります。ただし、木が持つ本来の魅力を生かし切ることができません。

人間でも外見と中見が違う人は信用できませんよね。なにか隠し事をしているような人と心底腹をわって話あう気にもなれません。テーブルもそうだと思います。外見だけ飾ったテーブルよりも中見と外見が連続している方がより安心して使用することができると思います。こうした連続性が大事です。だから無垢材にこだわりたいんです。

よく無垢材の家具を使用していると心がやすらぐという話を聞きます。それは無垢材が外見と中見が繋がっていてるという事が要因になっていると思います。だから安心できるのではないかと。

無垢材の家具は、マイホームシンボルになると私は考えています。それがあるから我が家に帰ってきた気がして安心してくつろげるというわけです。私自身なんてことのない賃貸アパートに住んでいますが、愛用しているクルミの無垢材テーブルでご飯を食べる時、ISU-WORKSのチェリー材MAYチェアに腰掛けると”ああ、我が家に帰ってきた!”という気分になります。

なにか自分の家が落ち着かない、自分の部屋で寛げないといった悩みを抱えている方がいたら無垢材家具を取り入れてみるのも1つの解決策かも知れませんよ。本物の木が持つ魅力があなたの家や部屋を唯一のホームにしてくれるはずです。

少し散らばった文章になってしまいましたが、私の感じている無垢材家具の魅力を言葉にしてみました。木が持つ魅力をデータ化することができないので、誰もを納得させる説明は出来ません。抽象的になりがちな木の持つ魅力を出来るだけ具体的に表現したつもりではありますが、私の文章力では限界があります。吉祥寺ショールームにお越し頂き、我々の製作する家具から本物の木が持つ魅力を感じてもらえれば嬉しい限りです。

瑞木@相模湖

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