2015.12.09

ケヤキ材のブックマッチ2枚はぎテーブル製作できます【No.1396】

今日はソリウッドイチオシの耳つきテーブルについてのブログエントリーになります。昨日のブログでも触れていますが、ソリウッドの耳つきテーブルは、木材市場で瑞木@相模湖が競り落とした耳つきの原木を、自社工房のオリジナル乾燥機で十分に乾燥させ、テーブルを製作しています。そのため、中間経費を落とすことができ、リーズナブルな価格でお届けができる耳つきテーブルになっています。耳つきテーブルというと1枚板テーブルを思い浮かべる方も多いかと思います。現在では1枚板のテーブルになるような幅の大きな板の流通量が少なくなってきています。ブビンガやモンキーポッドといったアフリカ大陸で生育する樹種では、大きな板も見かけることがありますが、流通量は以前に比べると格段に少なくなってきています。流通量が少なくなってくると、当然価格も高くなってしまいます。国産材で1枚板になるような大きな板が比較的多くとれるのが、トチ材です。岐阜の材木市場でも大きなトチ材が競りにでています。木材の価格は、割れや節などを除いて大きなサイズの板がとれる板になればなるほど価格が高くなる傾向にあります。そのため、1枚板でテーブルになりそうな原木の価格も高くなります。1枚板テーブルの相場としては、40万円ぐらいからといった価格感になります。

ソリウッドでは、1枚板テーブルになるような板を積極的には仕入れていません。メインとなるのは、2〜4枚はぎで耳つきテーブルになるような原木です。出来上がった耳つきテーブルも1枚板テーブルに比べると、価格は安くなります。2枚はぎでW1500のサイズで20万をきる価格のものもでてきます。今日は、すでに乾燥が終わって、お客様からの注文があれば製作ができる状態になっている板からオススメのものを紹介します。

D1346 ”広葉樹の王様”ケヤキ材をインテリアの中心に

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ケヤキ材の2枚はぎ天板です。上の写真は、テーブルになった状態を把握頂けるよう2枚の板の写真を合成したものです。工房には、までそれぞれ両耳がついた状態で保管しています。こちらはブックマッチといわれるカタチで天板がとれます。

ブックマッチとは、同じ丸太から製材された上下で隣合わせの板を、本を開くように並べて接ぎあわせる事です。元々は接していた面が表面にきますので、木目が左右対称に近くなります。上のケヤキ材天板の合成写真を見て頂くと上下の板の木目模様が似ていることがわかって頂けると思います。ブックマッチの天板は、1枚が木表、もう1枚の板が木裏が表になっています。そのため、耳の向きは1枚が上向き、もう1枚が下向きになっています。ブックマッチ天板を木口方向からみると、平行四辺形になっています。

ケヤキは、この天板のキャッチコピーにも使われていますが “広葉樹の王様”と称され日本の木材界を牽引してきた木材です。今でも、大きくキレイな板は高値で取引されますが、海外から輸入される外国材の人気が高まり、人気は低下してきています。それでも、これぞ無垢材と言えるような堂々とした木目とオレンジがかった色味は人を魅了します。ケヤキは和風っぽいと敬遠されることもありますが、洋風なお部屋にも合うと思います。少しモダンな感じにしたい時は、脚を明るめなカバ材にしたり、黒く着色した脚をつければ和風ぽさは薄れます。

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以前納品させて頂いたケヤキ材の2枚はぎテーブルです。一般的な洋室にも違和感なくしっくりきています。

さて、ブックマッチ天板のD1346の天板ですが、サイズはW1500×D850の4人掛けテーブルとして最適なサイズがとれます。価格は4本脚がついたテーブルの価格で¥198,720円(消費税込み)となります。W1500の耳つき2枚はぎとしては、お得といえる価格です。東京近郊へのお届けでしたら追加料金なしで搬入・設置まで行います。その他の地域へのお届けの場合、別途送料が掛かる場合があります。詳細はお問い合わせください。

ご興味のある方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。

賢木@吉祥寺

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〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
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