2015.11.07

ソリウッドの無垢材テーブルは、ストレートカットと耳つきがあります。【No.1364】

ソリウッドでは無垢材テーブルを製作して販売しています。ソリウッドが製作する無垢材テーブルは大きく分けて2つのラインがあります。ストレートカットテーブルと耳つきテーブルです。ストレートカットテーブルは長方形や正方形をしたテーブルです。円形のテーブルもこちらに分類されます。ストレートカットテーブルは幅が120mmから200mm程度の板をはぎ合わせて製作します。はぎ合わせとは幅方向で板を接着剤で接着することです。通常ダイニングテーブルは幅が800mmから900mmあります。

この幅を1枚の板で製作するにはとても幅広い板必要になります。一般的には1枚板テーブルと呼ばれるものです。1枚板でダイニングテーブルになる幅をもつ板はとても貴重です。また、それだけの幅が取れるだけの径に成長する樹種は限られます。国産の木だと、ケヤキかトチですね。ウォールナット材も1枚板テーブルになる幅の板が存在します。あとはアフリカ産の木ですかね。幅広い板は貴重で当然高価になります。そのため、1枚板テーブルははぎテーブルに比べると高価になってしまいます。大きさにもよりますが、50万円ぐらいが平均的な相場ではないでしょうか。木目が良い板になると100万を越えるものもあるでしょう。

はぎ合わせてテーブルを製作すれば、コスト面で大幅に削減することができます。そのため商品価格も1枚板テーブルに比べると大幅に下げることができます。接着剤で接着している部分の強度を心配する方もいます。しかし、その点は心配いりません。ソリウッドでは強力な接着剤を使用しているので、接着部分が剥がれることはありません。この接着剤を使用してから、接着部分が剥がれたという報告はありません。しっかりと接着ができていれば、木部よりも強い強度をもつ接着剤を使用しています。

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ストレートカットテーブルは、このような油圧で圧着できる”ハギ機”をしようして接着します。ソリウッドでは油圧式の”ハギ機”を2台所有しています。油圧式でしっかりと圧力をかけて接着すればとても強い接着面を作ることができます。

耳つきテーブルは2枚から5枚の板をはぎ合わせています。はぎ枚数が少ない方が幅広い板を使用しているため価格は高くなります。耳つきテーブルの場合は自然が作り出したラインを活かすので、上で紹介したような”ハギ機”を使うことはできません。そこで使用するのが”ハタガネ”という道具です。
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このような鉄製の板状の道具が”ハタガネ”です。木工をする上で必要な道具の1つです。一般的な”ハタガネ”はもっと小さいものですが、耳つきテーブルを製作する際にはこのような大型の”ハタガネ”を使用します。耳がある分、はぎには気を使います。板と板になるべく段差ができないように圧着するのにはテクニックが必要になります。耳つきテーブルをたくさん製作してきたソリウッドではそうしたテクニックを培ってきました。

ストレートカットテーブルの樹種は、ブラックウォールナット材・チェリー材・メープル材・タモ材・ナラ材・クルミ材から選択できます。ウォールナット材・チェリー材・メープル材は天板厚が30mmと40mmの2種から選べます。タモ材・ナラ材・クルミ材は28mm厚になります。28mm、30mmでもテーブル厚としては充分です。40mm厚は見た目が厚いので、どっしりとした印象があります。30mm厚か40mm厚かは好みで決めてもらって良い要素です。

耳つきテーブルの場合は40mm~45mmぐらいの厚みが多くなります。耳つきテーブル用の板は50mm~60mmで製材されることが多いです。乾燥をすると反りや捻れがでるので、それを取り除くとだいたい40mm~45mm厚になります。耳つきテーブルの場合は、最大厚に仕上げるといったこともやっています。厚い方が良いという方にはそうやった厚みの決め方をおすすめしています。

瑞木@相模湖

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