2015.10.14

10月25日は無垢材テーブル選び方講座の日です【No.1340】

毎月最終の日曜日にソリウッド吉祥寺ショールームにてテーブル選び方講座を実施しています。今月は10月25日の日曜日の開催になります。時間は14:00〜です。講座の時間は約40分を予定しています。はじめの30分でメインテーマである「失敗しないテーブル選びをするために、確認しておくべき3つのこと」について話をします。この内容は毎回ほぼ同じです。それに加えて回ごとに、私の独断でテーブル選びにまつわる他のトピックスについて5分ほど話をします。最後に質疑応答で合わせて40分の予定です。

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メインテーマで話すテーブルを選ぶ際に知っておくべき3つのことについて、少し触れてみます。無垢材テーブルを選ぶ際に、しっかり確認しておくべき点が3つあると考えています。それは「樹種」、「サイズ」、「仕上げ」の3点です。

まず、1つ目のポイントは「樹種」です。木材の種類は全世界で25万種あるといわれています。同じ種類の木であっても産地が違うと違う名前が付けられているものなどがあり、細かい違いを区別すると種類は膨大な数にのぼります。とはいっても、国内で家具に使われているのは、そのうちの僅かな一部分になります。ソリウッドではストレートカットテーブルや本棚などの棚類は定番の5種類の樹種からお客様に選んで頂いて製作します。さらに、耳つきテーブルでは、定番以外にカバ材、イタヤカエデ材、トチ材など、木材市場や材木店から仕入れたいくつかの種類の材で製作しています。年間で使う材の種類は多くて15種類ぐらいだと思います。

木の種類によって、最も違うのは色味と肌触りだと思います。テーブル選び方講座では主要な木材を見た目の色味と肌触りで簡単なチャートにして紹介します。

2つ目のポイントは「サイズ」です。サイズについては、座る人数から必要なテーブルサイズを割り出す方法とテーブルを置く周辺スペースとの兼ね合いから考える方法について話をします。少し、余談ですが実際に部屋におくとどんな感じになるかを把握するには、メジャーなどで測るだけでなく、実際に新聞紙や雑誌などでテーブルのサイズを埋めてしまうのがオススメです。より動線や部屋にあたえる大きさのインパクトなどがわかるでしょう。

最後のポイントは「仕上げ」です。無垢材テーブルを検討する上で避けてはとおれない項目だと思います。実際にテーブルを検討している方にお話を聞いても「オイルにするかウレタンにするか悩んでいる」という方は多いです。このオイル仕上げとウレタン塗装は、どちらも長所と短所があります。それをしっかり理解した上で、テーブルに期待すること、どういったことを重視した生活を送りたいかという点で、選択することが重要になります。そこを考えずにいると、後でこんなはずじゃなかったと後悔してしまうことになってしまうかもしれません。テーブル選び方講座では、1枚の板をオイルとウレタンで塗り分けた板を実際に見て触れて頂き、2つの違いについて解説していきます。

そして、今月は、テーブル製作の裏側を少し紹介しようと思います。無垢材テーブルを製作する工程としては、「乾燥」→「木取り」→「平面だし」→「接ぎ」→「天板裏加工」→「塗装」といった感じになります。今月は「木取り」にスポットをあてます。木取りによってどういった表情のテーブルになるかが決まります。「木取り」の作業とはどんな感じで行っているか、どういったことを重要視して木取りをするかなどを紹介する予定です。普段の接客ではなかなか製造工程について詳しく紹介することが出来ないので、こういった機会に伝えたいと思います。1つの作業をとっても製作者によって考え方などが変わってきます。作業を行う際の心構えなどを紹介するとこで、ソリウッドのテーブルの個性を知って頂くことにつながるかなと思っています。

無垢材テーブルを検討されている方には、損にならない内容です。是非25日の講座にお越し下さい。

賢木@吉祥寺

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