2015.09.10

無垢材テーブルとフローリングのコーディネートを考える【No.1306】

ダイニングテーブルを選ぶ際に、床の色味や他の家具とのコーディネートを考えて、樹種を考える方も多いと思います。最近ではダイニングの床材がフローリングのお宅が多くなっています。床を無垢材のフローリングにしたから、テーブルも無垢材のものにしようと考えている方も多いでしょう。一般的には、フローリングの色味と同系のダイニングテーブルにするのも1案、濃淡を意識してあえてコントラストをつける反対色の組み合わせにするのも1案だと思います。今日は、過去に納品させて頂いたお宅の事例をもとに、床材と無垢材の樹種のコーディネート例をみていきます。

まず、おさえておきたいのは床材に使われるフローリングと無垢材に使われる木材の種類についてです。まず、フローリングに使われる木材のほうがテーブルに使われる木材よりも選べる樹種のバリエーションが多いということがあります。フローリングには、スギやヒノキなどの針葉樹も多く使われますし、ウォールナットやチークに代表される広葉樹も頻繁に使われます。ソリウッドのストレートカットテーブルでは、タモ、ナラ、クルミ、メープル、ウォールナット、チェリーの6種類から選んで頂くことが出来ます。この6種類の樹種はフローリングでも沢山商品があり、これらの材のフローリングを入手するのは難しいことではありません。フローリングの樹種ではこの他にも、スギ、ヒノキ、パイン、チーク、カバザクラ、カリン、ローズウッド、クリ、などが挙げられます。この他に、塗装した商品なども数多くあります。

無垢材のフローリングの代表格はスギ材です。スギは日本を代表する針葉樹です。スギ材の特徴は柔らかく素肌で触ると温かさを感じることです。この特徴がスギのフローリングが好まれている最大の理由でもあります。その他の特徴としては、木の中心に近い部分は赤っぽい色味をしています。外側の部分は白っぽい色です。商品によっては、赤い部分だけを使っているものもありますが、一般的には赤い部分と白い部分がまざっている板のものが多いです。また、節が多いのも見た目の特徴の一つです。

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先日納品させて頂いたトチ材のダイニングローテーブルです。こちらの床材がスギです。新築のお宅なので、床も赤身と白太の色の違いがはっきりしています。スギ材は経年変化で色が濃くなっていきます。濃くなる段階で、赤身と白太の色の違いも薄れてきます。スギのフローリングとトチのテーブルも人気のある組み合わせといえます。初めは床も明るく、テーブルも明るい感じです。徐々に床が落ち着いてくるので、全体的な雰囲気も落ち着いてきます。スギの多くは国産材です、そしてトチも国産材なので、和な感じの雰囲気になるともいえます。

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こちらはスギのフローリングにチェリー材のテーブルを合わせた例です。はじめは床とテーブルの色のコントラストが強めですが、どちらの材も時間が経つと色が濃くなってきますので、徐々にコントラストは弱まって、同系に近い組み合わせになっていきます。

つぎに、床とテーブルの色のコントラストが強い例をみていきます。

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白い床材に濃い茶褐色のテーブルの事例です。おそらくフローリングは白く塗装がしてあるものだと思います。白い床に濃い茶色のテーブルを置くと、パキッとして空間が引き締まる感じになります。

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こちらも白い床にウォールナット材のテーブルと椅子のコーディネート例です。よりモダンな印象になります。

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こちらは逆に濃い床に濃い色のダイニングテーブルを合わせたコーディネート例になります。こちらのお宅は、椅子の座面も黒の革なので、雰囲気としては重厚な感じに仕上がります。壁が白いので、お部屋全体をみると、暗くすぎるということはありません。

その他の事例もソリウッドのウェブサイトで納品事例を紹介しています。床との組み合わせで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

ソリウッドの家具の納品事例

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