2015.09.09

椅子を選ぶ際に受けるよくある質問【No.1305】

少し前に皆様からよく頂く質問を紹介するブログエントリーをいくつか書きました。その際に、テーブルと椅子の関係で悩んでいるお客様から頂く質問を紹介しました。

テーブルと椅子との関係でよくある質問

このエントリでは、

テーブルと椅子は同じ樹種で揃えるほうが良いですか?

座面高42cmの椅子に合うテーブルの高さはどのくらいですか?

肘掛けのある椅子もテーブルの中にしまうことができますか?

という3つの質問に対する答えをまとめて書きました。テーブルと同時に椅子やベンチをご注文頂くお客様もいらっしゃいますが、椅子単体でご注文される方もいらっしゃいます。このブログでも何度も書いていますが、ソリウッドではテーブルや棚類はオリジナルの商品のご注文を受けて製作していますが、椅子の大半は国内の別の工房で製作されている椅子の注文を受けるカタチで販売しています。主に扱っているのは、徳島にある宮崎椅子製作所さんの一部の椅子とソファ、北海道で製作されているisu-worksさんの椅子(今の所、isu-worksシリーズの全種類を扱っています)、腰に優しい椅子として定評があるいのうえアソシエーツのAWAZAチェアです。

椅子の座面が、板、布地、革のどれがいいですか?

木の椅子は、本体が無垢材で製作されている場合も、座面は板座だったり、クッションとなるウレタンフォームを布地や革で覆った座面だったりします。デザインによって、選べる座の種類は違います。どの座面もどれが一番良いといったものはなく、長所短所がそれぞれあります。座り心地やメンテナンスなどが変わってくるので、ライフスタイルなどにあわせて選んで頂ければと思います。

まず、木の座面は、丈夫であるということが一番の特徴です。他の座面だと5〜8年ごとに張り替えの必要がでてきますが、板の座面は張り替えの必要がありません。板座のデメリットは他のものに比べ、座が堅いということでしょう。木の座面の座り心地が好きという方もいらっしゃいます。ですが、一般的には長く座っているには少し固めといえます。木の座面を選んだ方は、堅さをやわらげるために、座の上に椅子用の座布団などを用意されている方もいらっしゃいます。そうすれば、座布団がへたった時や気分転換したい時なども変えやすいです。

布地を張った座面の場合は、座り心地が柔らかいのと、選べる色などの選択肢が増えるというメリットがあります。逆にデメリットは、汚れが目立ってしまうことと、毎日座っていると5、6年で座がへたったり、表面の布がすれて破れたりすることが出てきます。ソリウッドで扱っている椅子のほとんどで布地の座面を選ぶことができます。

革やビニールレザーの場合でも、布地と同じような特徴になりますが、布地より少し汚れに強く、少し長持ちするといえます。

複数脚の椅子を考えていますが、デザインはバラバラでも大丈夫ですか?

結論を先にいうと「大丈夫」です。ソリウッドで扱っている椅子は1脚からご注文出来ます。ですから、4脚ご購入の場合は、全て違うデザインの椅子を4脚ご注文することも出来ますし、2脚2脚で2つのデザインにすることも出来ます。もちろん、同じ椅子を4脚にすることも可能です。

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最近では、違うデザインの椅子を組み合わせるコーディネートが流行しているといえます。インテリアの雑誌でもそういった事例を多く見掛けます。見た目だけの問題ではなく、家族それぞれが座り心地が一番良いものを選んだ結果、違うデザインの椅子ということもありだと思います。違うデザインの椅子にする場合、樹種やファブリックなどを揃えると統一感はでるので、オススメです。

もうひとつ、同じデザインの椅子2脚+ベンチという組み合わせも人気があります。

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椅子を選ぶ際には、座り心地、デザイン、コーディネートなど悩むんでしまうことがあると思います。どういった点を優先するかは人それぞれです。家具などのコーディネートでは、こうするのが一般的という考えにはとらわれず、ご自身の直感を信じるほうが結果的には心地よく、愛着がわいてくるというケースが多々あります。

賢木@吉祥寺

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