2015.09.01

ウォールナット材とアフリカンマホガニー材のテーブルを納品しました。【No.1297】

昨日のブログエントリーでは最近納品した耳つきテーブルを2台紹介しました。1台はシュリザクラ材、もう1台はトチ材です。どちらも耳つき2枚はぎでブックマッチという形ではいであります。シュリザクラ材ってどんな感じの材なの?とか、トチ材の2枚はぎってどんな風なの?と感じた方はぜひ昨日のブログエントリーを読んでみてください。

納品したシュリザクラ材とトチ材の耳つきテーブルを紹介します。

今日のブログエントリーでは同じ時期に納品したストレートカットテーブルを紹介します。

まずはこちらから。

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ウォールナット材のストレートカットテーブルです。ウォールナット材はソリウッドでも1番人気がある樹種です。家具業界全体でも今1番人気のある樹種です。また世界的にも需要が高まっていて数年前に比べると価格も上昇し、質の高い板を手に入れるのが困難になっています。急激な円安な影響もあって、ウォールナット材の価格は信じられないくらい高くなりました。それでも木材輸入商社や材木屋さんがなんとか手に入れているウォールナット材を使用しています。

国産広葉樹材の供給量不足とロシア材の輸出制限の影響で、ここ最近は北米産広葉樹への依存度が高まっています。日本の材木業界は北米広葉樹材がメインになりつつあります。北洋材や南洋材、国産材を長年メインに取り扱っていた材木屋さんも今や北米産広葉樹材の存在を無視して商売ができる状況ではなくなっています。その北米産広葉樹材でもっとも人気があるのがウォールナット材です。ここ数年の人気振りはかなりのものです。続いて人気なのが、ホワイトオーク材です。ロシア産のナラ材の代替えとして北米産のホワイトオーク材を使用するケースが増えています。

一方でチェリー材やメープル材は人気が急上昇することなくコンスタントに一定層に人気がある材といった様子です。値段的にも供給量的にも良いバランスが保たれていると感じています。ただ、こうした材もいつウォールナット材のような人気急騰現象になるかわかりません。(もちろんならない可能性も高いですが…) 数年でガラリと様子が変わってしますので、木材の動向には広くアンテナを張っておく必要があります。

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こちらはアフリカンマホガニーのストレートカットテーブルです。吉祥寺ショールームに展示してあった天板に新たな脚を製作して納品しました。店頭に並んでいる天板の脚は受注後に製作を致します。そのため、テーブルの高さをお客様のダイニングスタイルに合わせて選択することができます。今回は少し高めの730mmで製作しています。ソリウッドではテーブル高700mmを標準にしています。国内の家具メーカーは700mmを標準設定にしている場合が多いです。逆に海外のメーカーでは720mm~730mmを標準にしているところが多いようです。テーブル高に国内メーカーと海外メーカーの違いは、体格差や食事スタイルの違いによるものだと考えられています。

アフリカンマホガニーというのは、アフリカ産のマホガニーに似た木材です。本物のマホガニーはホンジュラス産のホンジュラスマホガニーです。世界三大銘木に称されているウォールナット材・チーク材・マホガニー材ですが、このマホガニー材はホンジュラスマホガニーを指しています。しかし、ホンジュラス産のマホガニーは現在ほぼ手に入れる事ができません。そのため、アフリカ産の木でマホガニーに似た色、木目をしている木をアフリカンマホガニーと呼んでいます。

アフリカンマホガニーはやや赤っぽい茶色をしています。この落ち着いた色合いが好きな方も多くいます。吉祥寺ショールームに展示してあったこのアフリカンマホガニー材のテーブルも色を気に入って頂く方が多くいました。結構人気な色なんです。ソリウッドではアフリカンマホガニー材の在庫をたくさん持っていましたが、現在は残りわずかになっています。2枚はぎテーブル用板が1セット残っています。興味のある方はぜひお問い合わせください。

瑞木@相模湖

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