2015.04.07

座面も木の椅子も多く揃えています。板座の椅子は見た目も感触も良いですよ。

ソリウッドは無垢材テーブルや無垢材棚の製作を得意としています。相模湖にある小さな工房で少人数で製作しているので、作れるものに限度があります。特に椅子は、デザイン、部材の削り出し、背板の成型など専用設備や機械がないととても手間が掛かってしまう行程が多いため、現状では製作困難です。そこで無垢材テーブルに合わせる椅子に関しては国内生産をしている椅子メーカーの”木の椅子”を販売しています。宮崎製作所さん、isu-worksさん、いのうえアソシエーツさんの椅子を取り扱っています。全部で20種類を越す椅子が揃っています。吉祥寺ショールームに見本が置いてあるので、実際に座ってみることができます。

宮崎椅子製作所さんといのうえアソシエーツさんの椅子の座面はファブリック張りが基本になります。どちらも布張りか革張りを選択することができます。宮崎椅子製作所さんは選べる生地が豊富にあります。生地のバリエーションの多さは他を圧倒しています。いのうえアソシエーツさんは24種の生地から選択可能です。ベーシックな色は揃っているので選択に困ることはないです。

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いのうえアソシエーツ Awaza MA01チェア ウォールナット材 布地:NCレッド

ウォールナット材と赤い布の組みあわせが可愛らしいです。私のお気に入りの組みあわせでもあります。Awazaチェアで選択できる布地はこちらのページで見ることが出来ます。

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宮崎椅子製作所 UUチェア ナラ材 布地:art.10000-1

宮崎椅子製作所さんの布地はカラフルで淡い色が多く感じます。革も結構色があるのがいいですね。宮崎椅子製作所さんの椅子で選択できるファブリックはこちらのページで見る事ができます。

isu-worksシリーズの椅子は板座の座面を選べるモデルが多くあります。板座は座り心地では布張りに劣るように感じますが、見た目や感触などはとても良いです。

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isu-works HUGチェア ウォールナット材 板座 

板座は夏に暑くないなんていうメリットもあるかもしれませんね。isu-worksシリーズの板座は板と板の間に隙間が空いています。無垢板は湿度などの影響を受けて収縮を繰り返します。そのため無垢板の座面というのはとても気を使うんですね。HUGチェアのように枠の中に座面がある場合は特に気を使います。なので、隙間をあけて板を貼る方法が良いんです。こうすれば軽量化にも繋がります。

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写真では分かりにくいかもしれませんが、板座の表面は刃物痕をつけてザラザラさせています。こうすることで滑り止めの効果があるんですね。

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isu-works LENチェア チェリー材 板座 

LENチェアの板座は枠におさまってないので、全面は多めに面取りされています。大きく面取りされていれば、当たって痛いなんて事もありません。こうした気配りがある丁寧な椅子作りをされているのがisu-worksの椅子なんです。

またisu-worksの背は、曲げ板になっています。薄い板を重ねてプレスして成形しています。既製の合板を使わずにウォールナット材ならウォールナット材の薄い板を重ねて製作しています。もちろんチェリー材ならチェリー材で作られています。
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こうしたisu-worksの椅子は北海道オホーツク地方にある山上木工さんで製作されています。NC工作機を駆使して複雑な形も削り出すことができる技術力を持っています。背板を成型したりする木工力も兼ね備えています。そして丁寧に組立られている木の椅子、とてもオススメです。

瑞木@相模湖

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