2015.02.26

無垢材テーブルの選び方 実例編

ソリウッドのウェブページでは、無垢材テーブルを選ぶ際にポイントとなる3つのポイント+1を紹介しています。

ダイニングテーブルの選び方

これまでは、1樹種を選ぶポイント、2.サイズを選ぶポイント、3. 仕上げを選ぶポイントについてそれぞれ参考になればということを書いていました。これから、無垢材テーブルを検討するという方には是非とも目を通して頂きたいなと思う内容になっています。

 

今日はこの無垢材テーブルの選び方ページをさらにわかりやすくするために、実際テーブルを検討しているAさん夫妻に登場して頂き、テーブルの選び方事例として例示したいと思います。

 

まずは、Aさん夫妻が無垢材テーブルを探すことになった背景について整理しておきます。

 

新しい家を建てたA様は、ご夫婦の2人暮らし。もともと自然が好きで、家を買うなら出来るだけ自然素材を使った家にしたいと思っていました。特に無垢材のフローリングは憧れが強く悩みに悩んだ結果、ちょっと奮発してアメリカンブラックチェリー材の無垢フローリングに決めました。ブラックチェリーにしたのは、ツルツルとした質感と段々と色が濃くなってくるという経年変化がとても気に入り、決断の決め手になりました。ダイニングの床材も決まったので、A夫妻は次はそこに置くダイニングテーブルと椅子について検討を始めました。
フローリングが無垢材なので、テーブルについても無垢材で揃えようというのは、夫婦で共通認識になっていますが、詳細の仕様についてはほとんど決まっていません。そこで、家具屋さん巡りをする前におおよその条件を夫婦で話合い決めました。

【A様夫妻の条件・希望】

 

1. 樹種:色味は、チェリーのフローリングの色味が濃くなっても合うように、濃いめの色が希望。

 

2. サイズ:今は二人だけど将来子どもが増えてもいいように、4人掛けができ、人が遊びにきたときには誕生日席を使って最低6人は座れる大きさ。
椅子は肘掛けがあり、ゆったり目に座れるものを2脚と人が来たときに重宝するであろうベンチを希望

 

3. 仕上げ:自然な質感が好きなのでオイル。

 

4. 耳つきとストレートカット:当初、夫は耳つき。妻はストレートカットで意見がわれた。耳つきは在庫状況にもよるので、保留のまま、テーブルを探すことに。

 

2週間後、この条件をもとにテーブルを探し始めたA夫妻は、いくつかの家具屋を周り、店員さんのアドバイスをもとにオーダーするテーブルの仕様を決めました。

 

Aさん夫妻はだした結論はこちら。

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樹種:ブラックチェリー

 

サイズ:W1500×D850×H700

 

仕上げ:オイル

 

カタチ:ストレートカット

 

それぞれをなぜ選んだかの理由についてA様夫妻はこう語っています。

 

1.樹種:「濃いめの色味でウォールナットとチェリーを検討しましたが、床と同じ材のほうがしっくりくると感じたのでチェリーにしました。調べる最中に店によってブラックチェリーとチェリーという表記の違いが気になり、床材と同じほうが良いと思いましたが、店員さんの話によると、いずれも北米産のブラックチェリーであることがわかったので、それ以降は気にせずチェリー材のテーブルを探しました。」

 

2.サイズ:「4人掛けということで、W1400〜1500ぐらいかなと思っていましたが、ある家具屋で気にいった椅子(LENチェア:W500)があり、その椅子が2脚並べて余裕がある感じにしたかったので、テーブルの長さはW1500にしました。」「ベンチについては、展示してあったものが使いやすそうだったのでそれと同じW1200のサイズを選びました。」

 

3.仕上げ:「これは始めから意見が一致していたので、迷わずオイルにしました。」

 

4. カタチ:「耳つきも捨て難いので、かなり悩みましたが最終的には飽きがこないであろうストレートカットにしました。これは当初から妻が言っていたことで、探すうちに納得しました。耳つきのものもモノによってカタチも変わるので。」

賢木@吉祥寺

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