2015.02.18

耳つきテーブルはレストランにある黒板メニューのようなもの

このブログでも散々書いていることではありますが、ソリウッドの主力商品である無垢材テーブルには、四辺を四角くカットしたストレートカットのテーブルと木の樹皮部分のカタチをそのまま残した耳つきテーブルがあります。カタチ的にはテーブルの端に耳がついているかついていないかの違いではありますが、ご注文を受ける流れは少し違いがあります。そのあたりが少しわかりづらいところもあるかと思うので、ここで説明したいと思います。

ストレートカットテーブルは、5つの樹種から選んでご注文頂きます。この5つの樹種については、定番化されているので基本的にはいつでもオーダーに応じて製作が可能なものです。ソリウッドでは、タモ、ナラ、メープル、ブラックチェリー、ブラックウォールナットの5種を定番としています。見積やご注文の際は、樹種とサイズを決めて頂ければ見積価格が算出でき、注文を受けることが出来ます。

ストレートカットは、レストランでいうとその店の定番メニューであるグランドメニューということになります。グランドメニューは、時期によって一新されることはありますが、ある一定期間はずーっと使われるメニューといえます。ソリウッドのストレートカットテーブルも現段階で入手がすぐにできる樹種を選んでいますので、サイズオーダーにも対応が出来ます。

一方、耳つきのテーブルは、その日の仕入れによって変わる日替わりメニュー的な存在になります。最近では、黒板に書かれたオススメメニューが用意されているレストランが多いと思います。仕入れが安定しない素材を使ったメニューや旬な素材を使ったメニューが黒板メニューに並びます。大抵の場合、今日のオススメといった感じで紹介されることが多いです。

ソリウッドの耳つきテーブルも原木市や材木屋さんから仕入れた板を独自の木材乾燥庫で乾燥させた板からお客様のご要望に合う板を選んで提案するカタチをとっているので、準備が整っている板はその都度異なります。比較的仕入れがある材は、人気のブラックウォールナット、ブラックチェリーをはじめとして、トチやカエデといったところです。お客様にすぐに提案でき、製作可能な板はウェブページに準備OKな板として掲載しています。これまで、店頭ではこれらの板の情報については、お客様に聞かれればウェブページをみせて提案させて頂いている状況でした。

もう少しわかりやすくするために、レストランの黒板メニューぽい耳つきテーブル情報板を作ってみました。

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こんな感じになりました。ウェブにも掲載している準備OKの耳つき板情報をはがきサイズのカードにまとめています。掲載している情報はウェブサイトのほうが圧倒的に多いですが、こちらのカードには見積価格の一例を新たに掲載しています。

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例えば、トチ材の白い部分で作るブックマッチの2枚はぎテーブルの天板であるT1321は、W1500×D800〜850ぐらいのサイズがとれます。このサイズの天板に4本脚をつけた価格は、¥238,680(消費税8%込み)となります。

トチ材の場合、脚用に敵しているトチの板がないので、同じような色味であるカバ材で脚をつくることが多いです。カバ材の脚でも見た目の違和感は感じません。トチ材の天板の場合、ウォールナット材の脚を組み合わせるのも可愛らしい感じのテーブルに仕上がるのでオススメできます。

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以前製作したトチ材の天板にウォールナット材の脚を組み合わせた事例です。こちらの事例の天板の中央部分は色味が少し濃く赤っぽい色味をしています。先ほど紹介したT1321の天板はこのように赤身の部分をでてこないで、白い部分のみになると思います。

吉祥寺ショールームに登場した耳つきテーブル情報は、新しい準備OKな板がでてきたら、当然追加していきます。写真をパッとみて、好みに合う板があればぜひ声掛けしてみてください。詳しい情報やサイズによる価格の違いなどを説明します。また、実際の板をご覧になりたい場合は相模湖工房までお越し頂ければ案内が可能です。電車でいらっしゃる場合は相模湖駅まで車で送迎も出来ますので、気軽にお申し付けください。

賢木@吉祥寺

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