2014.11.01

無垢材テーブルは選択できる幅が広いため、あなたにぴったりなテーブルを作ることができます。

ソリウッドで販売しているテーブル、椅子、棚類は基本的に受注生産になります。一部現品販売をしている商品もありますが、大半の商品は受注を受けてから製作をしています。

無垢材テーブルは、ストレートカットテーブルと耳つきテーブルがあります。ストレートカットテーブルは、4~7枚程度の板をはぎ合わせて製作するテーブルです。端は直線でカットしてあります。材種とサイズはお客様のご要望に合わせて決める事ができます。選べる材種は、ウォールナット材・チェリー材・メープル材・ナラ材・タモ材です。ソリウッドの吉祥寺ショールームではこの5種類のテーブル天板を展示しています。展示しているストレートカットテーブルは見本なので、実際にお届けするのは新たに製作するテーブル天板になります。

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チェリー材のストレートカットテーブルです。こちらの天板は6枚の板をはぎ合わせています。材種やサイズによってはぎ枚数は異なります。またそのときにある板によっても違いがあります。自然な素材のため、入手できる材の幅はそのときによって違います。

ウォールナット材・チェリー材・メープル材は北米の広葉樹です。現地で製材して人工乾燥された板が日本に輸入されてきます。製材される厚みは、4/4インチ・6/4インチ・8/4インチとなっています。テーブルに使うのは、6/4インチ・8/4インチになります。1インチは2.54cmです。よって6/4インチは3.81cm、8/4インチは50.8cmです。製材の厚みは若干のバラツキがあります。さらに製材して乾燥させた板は反りやネジレが生じています。その反りやネジレを取り除いてテーブル天板にします。そのため、それぞれ仕上がりの厚みは30cm、40cmとなります。

ナラ材・タモ材は丸太の状態で輸入され、日本国内で製材されています。製材される厚みは27mm、34mm、45mmというのが一般的です。テーブル天板にする材は34mmと45mmです。仕上がりの厚みは28mmと35mmになります。ただし、ナラ材は28mmのみの扱いとなっています。(45mmのナラ材は調達するのが難しくなってしまいました。)

厚みに関してどちらが良いかと悩まれる方が多いようですが、基本的には見た目の好みで選んで頂いて結構です。28mm、30mmの厚みでも強度は充分にあります。ただし、長さや幅が大きくなると少し不安があります。長さ2000mm、幅900mm程度を越える天板の場合は40mm厚を選んだ方が安心できます。

テーブル脚についても樹種、デザインを選ぶことができます。基本デザインは4種類を用意しています。80mm角脚(Type ST)・斜めテーパー4本脚(Type T)・3点ほぞ4本脚(Type X)・幕板テーパー脚(Type MT)です。
脚のタイプ(こちらのページの中程の記述を参照してください。)

材種も自由に選ぶ事ができます。通常は天板と脚の材種を揃えることが多いです。しかし、ソリウッドのテーブル脚はプレート式で接合するので、別々の材種を選ぶ事も可能です。また、黒く塗装した脚を選択することもできます。

高さに関してもお客様のスタイルに合わせて調整できます。通常は高さ700mmに設定しています。が、椅子の高さや体型によって使いやすい高さは異なります。違った体型の人が一緒に使うダイニングテーブルの場合は、ベストな高さを選ぶのは難しいですが、椅子とのマッチングで決めるのがよいかと思います。椅子の座面高とテーブルと高さの差が280mmから300mmになるようにするのが、人間工学的にも使いやすいとされています。

以上、オーダーで製作する無垢材テーブルの選択幅の広さを見てみました。

瑞木@相模湖

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