2016.05.05

チェリー材好調!AWAZA LDチェアもチェリー材が加わります!【No.1544】

以前ブログにもちらっと書いたと思いますが、去年の年末あたりからチェリー材のテーブルのご注文が増えています。その傾向は今年にはいっても続いている状況です。これまで、何回かご注文頂いた樹種の割合をブログでも公表してきましたが、ご注文の30%はウォールナット材でのご注文という状態が続き、調査した全ての回で人気ナンバー1を獲得してきました。

ところが、目にみえてチェリー材の注文が増えている感じだったので、今年の1月からの樹種割合をチェックしてみました。その結果、一番ご注文頂いたのは・・・

チェリー材でした!

予感的中です。ご注文頂いたダイニングテーブルの約4割がチェリー材という結果になり、今回はダントツ1位となりました。チェリー材は、なんと表現したらいいのか困るような色味、強いていうならオレンジがかった茶褐色ってなるんですが、決して塗料では表現できないような絶妙な色合いをしています。さらに、時が経つにつれ、色が変化していく経年変化が著しい木材としても知られています。その経年変化が自然素材らしくて良いという声も多く聞きます。そのあたりが、チェリー材の人気の秘訣かもしれません。

製作側にとってもチェリー材はオススメしやすい材の1つでもあります。それは流通量と価格が比較的安定しているからです。現在の無垢材家具の原材料となる木材市場の状況は良いとはいえない状況にあります。樹種によっては、供給量が安定せず、定期的な入荷が望めない樹種もありますし、材木屋さんから買うたびに価格が上がっているような材もあります。また、こうした状況にある材木は質もちょっとこれはと言ってしまいたくなるものも含まれている場合もあります。そういったものを上手く活用しなくてはいけないので、苦労は絶えません。繰り返しになりますが、現在はチェリー材においてはこのような負の要素があまり見当たりません。

チェリー材について、もう1つ動きがありましたので、お知らせします。

吉祥寺ショールームでも展示しているいのうえアソシエーツさんのAWAZA LDチェアのランナップにチェリー材加わることなりました。

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こちらがAWAZA LDチェアです。写真のものはチェリー材でなく、ナラ材にデンマークのケアロップ社の張り地を合わせたものです。AWAZA LDチェアは座ってしまうと立ち上がるのが嫌になってしまうほど、自然に心地よく腰掛けることができる椅子です。ソリウッドで扱っている椅子は20種類ほどありますが、座り心地のアンケートをとればきっと上位にランクインすることは間違えないと思います。AWAZA LDチェアは、大手椅子メーカーで数々の椅子をデザインされてきた井上昇氏が”腰に優しい”をコンセプトに開発されたAWAZAシリーズの1脚です。AWAZA LDチェアは、座面も広くゆったりと腰かけることが出来る椅子です。座面だけでなく、背も広くクッション性もあるので優しくしっかりと背中をホールドしてくれます。

これまでは、ナラ材とウォールナット材の2種類が選べるカタチでしたが、これにチェリー材が加わることとなり3種の樹種からお選び頂くカタチとなります。チェリー材のテーブルの数が伸びている状況で、嬉しい知らせとなりました。

座面の張り地は今までと変更なく、布張は1〜3の3つのランク、革張りは1〜2の2ランクのグループ分けになっている中から選んで頂くことになります。布張1は、3種、13色、布張2は、1種6色、布張3は、1種4色のラインナップになります。革張1は、1種2色、革張2は、1種1色のラインナップとなります。

今回チェリー材が加わるのは、LDシリーズのみで、LD以外の回転椅子のLDRとキャスター付き椅子のLDRキャスター脚はチェリー材で製作することが出来ます。回転椅子はソリウッドでは展示がございませんが、ご注文頂くことは可能となっています。

賢木@吉祥寺

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