2014.05.30

ぜひ読んでもらいたい過去のブログ記事 その2

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賢木@吉祥寺が先日書いたブログ記事でこんなのがありました。

→ぜひ読んでもらいたい過去のブログ記事

検索に引っかからずにあまり読まれていない記事の中から、出来の良いブログ記事をピックアップしたものです。 第2弾は瑞木@相模湖に紹介してもらうと書いてあるので、今日は私が”なかなか読まれないけど、出来が良いと思うブログ記事”をピックアップして紹介します。

〇欠点がでても有効に使う。

針金を巻き込んで成長してしまったトチ材の板をこんな風に使用したよという例を紹介した記事です。樹木(特に街中に生えているもの)は、異物を巻き込んで成長してしまいます。皆さんもフェンスや柵などを巻き込んで成長してしまっている樹木を見かけたことは一度や二度ではないでしょう。フェンスや柵ならそのすべてを巻き込んでしまうことは少ないでしょうが、針金などは簡単に巻き込んで見えなくなってしまいます。巻き込んだ針金は製材した時に刃を傷めてしまいます。たくさん針金や釘が入っていると分かった丸太はその場で製材をやめてしまうこともあります。帯鋸の刃をボロボロにしたくないためです。そして危険度も増します。せっかく大きく成長した木でも台無しになってしまう場合があるんですね。だから,木に針金や釘を打つことはやめてもらいたいです。

でももって、板の中心部分に針金を巻き込んで成長したトチ材。危険やリスクを冒して製材してくれた板ですので、無駄にしないように使いたいものです。針金を避けて真ん中で切りました。全部で4枚。うち2枚はデスクの天板として使用しました。残りの2枚もデスク天板となって吉祥寺ショールームに展示する予定です。


〇『アメリカ広葉樹合法性証明のガイドブック』を読んだらアメリカ林業の印象が変わった。

アメリカ広葉樹輸出協会が配布しているガイドブックを読んでみると、今までの印象とは違ったアメリカ林業の実態が見えてきました。大規模な林業がさかんと思っていましたが、実際は小規模の山を持っている方かアメリカ林業を支えているというのです。そして、山を持っている多くの方が”森林を持っていることに喜びを感じている”と答えているようです。

〇餅つきを支える道具にも適材適所の木の使い方がある

恒例行事になりつつあるショールーム近くのお店の方々と共催する餅つき。餅つきになくてはならない道具を見てみると適材適所に使用されていることが分かってきます。木臼と言えばケヤキ。硬めで大きく成長するから選ばれているのでしょう。では杵は……?

〇椅子は後ろ姿で決める
椅子を選ぶ時にどの角度から見たデザインを重視していますか?実際の日常生活では椅子はテーブルとセットで使われます。そうなると、圧倒的に後ろから見ることが多くなります。逆に正面から見ることなどはほとんどありません。真横から見るなんてのも少ないですよね。真後ろか斜め後ろからみたデザインが気に入っていれば、ストレスを感じずに生活できますよね。見る度に”やっぱり、後ろ姿が気に入らない…”なんて思いながら生活したくないですから。実物をみる場合は後ろ姿を見る機会があると思います。が、このご時世。インターネットで購入する場合もあるでしょう。後ろまたは斜め後ろからの写真は必ずチェックしておきましょう。そしてそんな写真を載せているWebショップは信頼してよいでしょう。

〇ショールームマネージャー、「木の魅力」の伝え方を語る
熱く語りすぎて、2700字を越えたロ−−−−ング記事になっています。なので、読んであげてください…。あまり読まれない記事を書く方がいけないのですが、長く書いたのに読まれないとちょっと凹みます。賢木@吉祥寺が考える「木の魅力」を自分の言葉で書いています。

〇野球のボールにとって含水率は、無垢材テーブルと同じように重要でした。
少し前にプロ野球で使用されたボールが決められた基準値を越えていて、想定よりも飛んでいる事が問題になりました。その時に基準値を上回ってしまった理由として、糸の含水率が指摘されました。木と同じように糸も含水率が重要だったんです。木や糸の含水率を気にして生活している人はいないですよね。お肌の含水率を気にしている方は大勢いるようですが……
私は毎日のように板の含水率を計測しているので、含水率という言葉への感度が高いんです。ニュースで含水率という言葉を聞いたので調べて書いたのがこの記事です。

と、こんな感じで日の当たらない日陰でくすぶっているブログ記事たちに光を強引に当ててみました。どうでしょか?健気に全部読んでくれた方、まじ感謝。興味があるのだけつまみ読んでくれた方、ありがとう。スルーした方、読みたくなるブログ記事を書いてみせるので毎日のチラ見だけはよろしくお願いします。

瑞木@相模湖

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