2014.05.12

カバ材の耳つき2枚はぎテーブル製作出来ます!

製作する準備が整った耳つきテーブル用の板を紹介します。

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耳つき2枚はぎテーブルが製作できるカバ材です。このカバ材はウダイカンバという種類で他のカバ材よりも色が赤いのが特徴です。木材業界では、このウダイカンバの事をマカバと呼んでいます。真樺と書いてマカバ。真のカバという意味でしょう。マカバ以外のカバ材の事を雑カバと呼んだりもします。真樺と雑樺、字の使われ方をみるとウダイカンバの価値の高さが分かると思います。しかし、近年ではウダイカンバの産出量も減りとても貴重な材になってきています。ウダイカンバは直径1m近くになると説明されている事もありますが、市場に出回っている丸太の太さはそれほど太くありません。直径50cmから60cmのものでも太い部類に入るのではないでしょうか。よって幅が80cmを越える1枚板テーブルになるようなウダイカンバ材はほとんどありません。あったとしてもとても希少価値が高く、実用レベルのテーブルに使えるような値段ではないはずです。

今回紹介するこのカバ材は50cm程の幅を持っています。片側の耳をカットすると使える幅は約450mm。2枚はぎ合わせるとちょうどダイニングテーブルにはちょうど良い大きさになります。

カバ材は中心部分が赤褐色、周辺部分は白褐色になります。赤い部分が広いほど良いカバ材と評価されます。見てもらうとわかりますが、このカバ材は赤い部分が広いです。白褐色の部分は端のほんの少しで大部分が赤褐色になっています。目を詰まっていてとても綺麗な木目をしています。

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水で濡らしてみたところです。塗装をすると大体こんな色になります。オレンジっぽい綺麗な色をしています。この2枚は隣合っている板なので、ブックマッチ天板にすることが可能です。ブックマッチ天板って何?って方はこちらのブログ記事を読むと理解してもらえるでしょう。

耳つきテーブルはこんな板から出来ている。

以前に製作した同じカバ材の耳つきテーブルがこちらです。

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どうでしょうか?艶やかな雰囲気のテーブルです。今回の板もおおよそこんな雰囲気を持つテーブルになると予想できます。各板に1箇所ずつ小さな節がありますが、それほど気になる節ではありません。合成樹脂で埋めてしまえば、凹凸もなくなります。割れをなく2mの長さを採ることができます。 常時6人座ることもできる大きさのテーブルにもなります。

詳しい情報は近日中に耳つきテーブルのサイトにアップします。気になる方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。

瑞木@相模湖

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