2014.03.29

大人気ウォールナット材の秘密に迫る。その2

今日は一般の方にはあまり知られていないウォールナット材の秘密に触れてみます。ウォールナット材と言われると濃い茶色を思い出されると思います。しかし、濃い茶色をしている部分だけではないのです。丸太でいうと周辺部分は白い色をしています。 業界用語で白太と呼んでいる部分です。これはどのウォールナット材にも含まれています。日本では慣習的に白太の部分を省いて使用しています。主に美的感覚 からこういう使い方がされています。ブラックウォールナットの本場アメリカでは、一般的に白太を含めて製品化されています。よって日本に入ってくる板にももちろん白太がたくさん含まれています。

ソリウッドでは通常は慣習的に見える部分には白太がこないように木取りをしています。(見えない 裏側に白太がくるように使う場合はあります。) そうしているとどうしても白太を含む板が残ってしまいます。そこで敢えて白太が見えるように木取りした テーブルを製作することもあります。

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こちらが白太込みで製作したウォールナット材のテーブルです。試しに白太込みの天板を作ってみたところ、白太を含んで欲しいと要望されるお客様が出てきまし た。。これまで何度かそういうご要望を受けて白太込みのウォールナット材テーブルを製作しています。ある意味このような使い方も無垢材らしいとも言えま す。合板を使用したものではまだこうした物はないでしょう。白太を含んだ木取りというのも意外と難しいもので、なかなかちょうど良く白太が入った板がない という問題もあります。白太と濃い部分のバランスの取り方にも気を使います。が、なるべくお客様のご要望には応えるという姿勢で対応させて頂いています。

瑞木@相模湖

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