2025.04.22

『競争闘争理論』-久しぶりの読書-

久しぶりの読書。子供が生まれてからめっきり読書をする時間が減ってしまった。でも子供も小学生になり、少しづづ目を離せる時間も増えてきたし、というわけで読書復活。それでも、子供がいる時はすぐに「パパ~」と声を掛けられてなかなか集中しては読めないけど。

で、この本。率直に面白かったです。

サッカー指導者が書いたサッカー理論書なんだけれども、サッカーをやっていない人が読んでもとても面白いと思います。。私はサッカーをやっていないですし、観もしないです。(ワールドカップの日本代表戦は観たりもするけど)

著者は、”オリンピックや世界選手権などの世界大会で多くの競技で日本チームや日本人が世界一になっているが、サッカーは世界一を争うレベルになっていない。”

何故なのか?

という疑問から分析を始めています。

アルゼンチンでサッカー指導の勉強をしている時に感じた強豪国にあって日本にない何かを細かく分析している。とりわけ、スポーツを競争的なものと闘争的なものにカテゴライズして、日本人が得意なのは競争的なものであって、闘争的なものではなかなか結果が出ていない事を指摘しいます。

確かにそうだなと。

何が競争的で何が闘争的なのかは本書を読んでもらいたいが、スポーツ全てを同じ物として取り組む日本人気質に疑問抱き、闘争的スポーツにおける重要な事を明確に説明している点がとても面白かったです。

 

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest