2022.05.31

カッティングボードとまな板って何が違うの?

「カッティングボードとまな板って何が違うの?」

という質問を受けることがあります。

個人的には同じとも思いますが、カッティングボード=海外、まな板=日本と考えると、物を切る時に使う刃物の素材の違いから、下に敷くものの硬さも違うと考えるのが一般的なようです。

海外の包丁はステンレス製で硬い刃物です。パン切り包丁はギザギザしている刃が付いています。なので、下に敷く板が柔らかいとすぐに傷だらけになってしまいます。だから比較的硬い広葉樹材が使われてきました。

逆に日本の伝統的に包丁はステンレスに比べると柔らかい鋼が使われています。なので、下に敷く板が硬いと刃が痛み易く、すぐ切れ味が落ちてしまうかもしれません。なので、柔らかい板を使う方が良いのだと思います。いわゆるまな板は、イチョウ、ヒバ、ヒノキなど針葉樹で柔らかめの木が使われきました。(厳密にはイチョウは針葉樹ではないが、木の質は針葉樹に近い…)

と考えると、普段使いにステレンス製の包丁を使っている方は、硬い板でできているカッティングボードを使う方が良いという考え方もできます。

一応、ソリウッドで製作しているカッティングボードは、チーズやパンをカットしてそのまま食卓に並べたりできるオシャレ系を意識して作っていますが、普段使いのまな板として使ってもらっても構いません。ただ、広葉樹材で硬めの木を使っていますので、ステンレス製の包丁を使うことをお勧めします。(あまり柔らかい鋼の包丁だと刃をすぐに痛めてしまうかもしれません。)


小ぶりなカッティングボード CBHK167

このくらいのサイズはチーズ用として重宝するのでないでしょうか?

細長いCBHK169

こちらはバケット対応系のカッティングボードです。

そのほかにも色々な形のカッティングボードがあります。ネットショップでも販売中です。実物を見たい方はソリウッドの吉祥寺ショップにお越しください。

あと、これもよく聞かれるのですが、

「硬い木だと包丁の傷って付かないですか?」

と。

答えは、いくら硬め木であっても包丁の傷はついてしまいます。せっかく綺麗に仕上げてあるので、傷だらけにはしたくないということだと思いますが、やはり包丁やナイフを使えば傷はつきます。

傷つけたくない方は別のカッティングボードやまな板でカットしてから、盛り付けに使ってもらえたらと思います。

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