2021.07.05

頑張れ、国産材!!!!

ウッドショックという言葉が一般的に聞かれるようになって来ています。報道でも取り上げられていますね。端的に言うと輸入木材の価格が大幅に上がっていることです。

もっとも値上がり幅が大きいのは木造住宅に使う柱や梁といった構造材です。平時の4~5倍の価格なんていうちょっと想像がつかない価格になっているようです。

直接的なつながりがあるかは分かりませんが、ソリウッドが使用している広葉樹材も影響を受けています。北米からの輸入材の価格がかなり高騰しています。樹種によっては4割くらい価格が上がっているものもあります。

こうなると、国産材を使うという流れが当然出て来ますよね。

ですが、突然急に国産材を使うとなっても供給が間に合いません。そもそも国産広葉樹材より輸入広葉樹材が多く使われるようになっている原因の一つに供給が安定していないという問題があります。

なので、すぐにこれまで使っていた輸入材から国産材へシフトすることは難しいと思います。

ですが、チャンスの時期でもあります。

輸入材はどうしても世界的な競争や情勢に左右されます。なので価格の変動が大きくなります。そして急激です。

ですが、国内で消費する国産材なら国際的な影響は少なくなります。なので、こういう時期に基盤を整えておきたいところですよね。

ソリウッドで扱う材は輸入材が多かったです。が、ここ最近は国産材の扱い量も少し増えています。意図的に国産材で作るものを増えしているのもあります。

材でいうと、クルミ材・ヤマザクラ材・カバ材・クリ材ですね。

クルミ材は、ほっこりするような優しい雰囲気の木目を持ちます。


我が家のダイニングテーブルもクルミ材です。今朝、庭で採れた野菜と一緒に撮った写真です。

優しい雰囲気というのが分かってもらえますかね?


こちらはヤマザクラ材です。オレンジがかった色をしています。ですが、時間が経つにつれてどんどんと色が濃くなっていきます。最終的には焦げ茶色まで変化する場合もあります。(個体差があるので一概には言えません)

 


こちらはカバ材です。カバは色々な種類があるのですが、一般的にはこんな感じの木目をしています。


中にはこんな個性的な木目をしているカバ材もあります。

どうですかね?

どれも魅力的な木材で決して輸入材に負けていません。

国産材と輸入材のどっちが良いの?

と問われれば私は両方良いと答えます。どっちかを選ぶことはできません。単に好きな樹種を選べば良いと思います。

こちらのページでは、現品販売しているテーブルを掲載しています。吉祥寺ショップにて展示もしています。

この機会に国産材のテーブルも検討してみてください。

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