2020.04.22

コンパクトな棚 Ben-tanaの新作ができました

現品販売のあると便利な棚 Ben-tanaシリーズに新作が登場しました。

ダイニングのカウンターの下、リビング、子供部屋などで活躍しそうなコンパクトな棚です。今回は明るい色味のフィンランドバーチで製作しました。全体の大きさはW660×D250×H660mmになります。色々なものを収納できるように7つに分割されています。

一番大きいところは、A4サイズを縦に収納できますので、ファイルや雑誌の整理に、高さ220mmのところは、単行本が収納できます。今回すこしこだわったのは、ノートパソコンを収納できるスペースです。ダイニングでもリビングでもサッと取り出せるところに納めたいと考えている人は多いのではと思い、幅400×高さ50mmというスペースを設けました。

オーダー製作で数々の棚を作ってきましたが、このBen-tana L1はこれまで作ってきたソリウッドの棚としてはオ大きく違う点がいくつかあります。

板厚15mm

オーダーで製作するものは、最近では板の厚み20mmが主流で、もう少し前は30mmの板も多用していました。丈夫であることを優先してきました。ある程度の大きさなものがほとんどでしたので、最低でも20mmの板厚を採用してきました。今回はサイズが小さいこと、模様替えや配置換えなどに柔軟に対応できるようにしたいと考え15mmの板厚にしました。結果、このぐらいのサイズであれば強度も全く問題なく、本などを収納しても棚板が垂れるといったことはなさそうです。

禁断の床にベタッと置く方式

これまでのオーダー製作の棚と一番近いのは、床と設置面です。床は水平にみえて完璧な水平が保たれているわけではないので、床と設置する場所はなるべく面積を小さくするほうが、ガタつきなく使用することができます。ですので、下の写真のように側板を地板部分より長くして脚のようにして、床と設置するのは側板の板厚分だけにしてきました。お客様からご要望があっても、がたつきが起こる可能性が高いので、地板が直に床につくデザインはお断りしてきました。

ですが、今回は、角度を変えても使えるようにしたいという思いが強く禁断の床にべたっとつける方式を採用してみました。企画段階で、工房スタッフからガタつく可能性もあるし、傷もつきやすくなるから避けるべきという意見もありましたが、幅がオーダーで製作してきたものより短く、このサイズであれば影響は少ないと判断して採用にふみきりました。見た目だけ考えた場合にはにはこちらのほうがスッキリみえて良いなというのが個人的感想です。

こちらのBen-tana L1は現状ではフィンランドバーチ材の1台のみになりますが、色味的にも使いやすいのではないかと考えています。実物はソリウッド吉祥寺ショップに展示してありますが、ソリウッドのオンラインショップでも販売しています。新作のBen-tana L1、ぜひよろしくお願いします。

最後に動画での説明をInstagramにアップしていますので、そちらも紹介しておきます。

 

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