2019.11.28

ウォールナットの魅力

無垢材テーブルの樹種として、定番となっている樹種の1つがウォールナット材です。ウォールナット材と表記されているほとんどは北米産のブラックウォールナット材です。この10年ぐらいは、人気のある材として無垢材家具で使用される材として定番となっています。実際、多くの家具屋さんでウォールナット材がラインナップされています。

ウォールナット材の最大の魅力は、濃い褐色に仕上がる色味だと考えます。製材された板の状態ではグレーがかった淡い茶色ですが、素地を整えオイルを塗ると色がぐっと濃くなり、塗装ではなかなか再現できない味わい深い色味になります。簡単に言ってしまうとこげ茶という表現になりますが、実際のウォールナット材をみてみると、こげ茶、紫、薄茶のグラデーションのような縞模様になっています。このことが、深みを感じ、シックな感じにみえる要因になっています。見た目の高級感やかっこいいと感じるのも必然であり不動の人気を得ているのも納得です。

その一方で、人気の上昇とともに材料としての価格も上がり、良い材を手ごろな価格で入手することは困難な状態になっています。ここ最近は、ナラやタモなどの価格も高騰しており、私がこの仕事をし始めた頃に比べると、だいぶ上がってしまっています。テーブルの価格にすると、3〜5万ぐらい変わってしまったものもあります。

濃いめの色味代表のウォールナット材ですが、時間が経つにつれ、少し赤みのある茶色に変化していきます。これは木材の経年変化で紫外線などの影響によるもので避けることが出来ません。完成当初の黒紫に近い茶色もかっこいいのでこのままキープしたいと考える方もいらっしゃるかと思いますが・・仕方ありません。

ただ、少し明るくなったウォールナットも素敵で、使い込んだ感も出てきますので、経年変化も自然素材ならではの魅力と捉えて頂くのが良いと思います。

現在、ソリウッドの吉祥寺ショップには「すぐにお届けできるテーブル」として2台展示販売しています。どちらも多数枚はぎの耳つき天板に、漢字の八の字型の脚がつく8シリーズのものです。こちらはすでにオイルで仕上げた完成品になりますので、ご家庭に届く現品そのものを確認頂いて購入することが可能です。天板厚30mmですが、強度は問題なく無垢材でありながら、すっきりとしたテーブルになっているので、無垢材テーブルだと、主張が強くて重厚感があるすぎると思っている方にも、これなら受け入れて頂くことができるテーブルだと思っています。

サイズはW1500とW1600になります。ウォールナット材のテーブルに興味のある方にご覧になって頂きたいです。

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