2019.03.04

【No.2558】”自然素材の家”にはやっぱり無垢材テーブルが合う。

“自然素材の家”という言葉聞いたことありますか?

木造住宅を作る工務店のチラシ、ホームページに目にすることがある言葉です。

せっかく家を建てるのであれば、自然素材をたくさん使って、温もりが感じられて長持ちする家を建てましょうというコンセプトですね。

自然素材の家に使われるのは、無垢材の柱、土壁、塗り壁、無垢材フローリング、自然素材系の断熱材などです。

外壁はサイディング材が主流になりました。それに対して”自然素材の家”では土壁にしたりします。

内壁はクロスが主流ですが、自然素材の家では漆喰や珪藻土など自然系の素材を使った塗り壁にすることが多いです。

自然素材の家では床にも無垢材を使用するケースが多いです。最近では、比較的安価な杉材のフローリングが人気になっているようです。杉は針葉樹で柔らかいので、フローリングには向いていないとされていましたが、杉材が持つ温かみが良いということでフローリングに使用するケースが増えています。当然、傷がたくさんついてしまいますが、それが味となって熟成されていく感じも人気の秘訣であるようです。

室内が無垢材のフローリングならば、ダイニングテーブルをはじめとするインテリアも木のものを使いたくなりますよね。無垢材のフローリングには無垢材のテーブルがよく合います。

無垢材テーブルというと、田舎のおじいちゃんの家の和室にある大きなローテーブルのイメージがあるかも知れません。(最近ではもうそういうのをイメージする人も少なくなってきましたかね。若い世代の人には通じないかもしれません。)

でも、最近の無垢材テーブルはスタイリッシュになってきていて、今の時代でも全然問題なくフィットします。

ソリウッドでも創業当時は大きな一枚板テーブルが主流でしたが、最近は小さくなるべく軽い方が良いというお客様がほとんどです。天板の厚みも昔は50mm以上あるものもありましたが、最近は30~45mmの天板厚がほとんどです。強度に問題ない程度になるべく薄くして欲しいという要望も増えています。


これはクルミ材の耳つきテーブルです。天板厚は30mmで脚は60mm→40mmへの角テーパー脚です。ソリウッドでは斜めテーパー脚(Type T) と呼んでいる脚です。ソリウッドでテーブルをオーダーされる方の多くはこの脚か80mm角脚を選択しています。

斜めテーパー脚は見た目がスッキリしていて、マンションのリビングにもフィットします。もちろん、自然素材の家にもマッチします。

上の写真は私の自宅です。内装は無垢材フローリング(オーク材)に漆喰壁になっています。自然素材の家で多く使われる内装材ですね。フローリングがオーク(ナラ)なので、テーブルもナラ材が良いかなと思いましたが、クルミ材の方が柔らかい雰囲気が出るのでクルミ材にしました。

「家を建てたらこんなテーブルにしよう」とイメージしていたテーブルとは違くなりましたが、とても満足しています。自然素材を使った家に合うのはやっぱり無垢材テーブルだと再認識もしました。

フローリングもテーブルも両方ともオイル仕上げです。オイル仕上げはやっぱり質感が良いです。ウレタン塗装のようにテカテカせずに自然な風合いが出ます。もちろん、シミや汚れがつきやすいというデメリットもあります。しかし、それらは日頃の気遣いとメンテナンスでなんとかなります。わが家には1歳児がいるのでテーブルに食べ物をこぼしまくります。なので、子供が使っているエリアは水拭きが多くなって、オイルが抜けています。オイルが抜けている状態はさらにシミや汚れがつきやすくなるので注意が必要です。オイルが抜けると色が白っぽくなって、かさついています。見た目にも分かるのでそうなったらオイルを塗ってあげる必要があります。

フローリングも同様です。自然素材の家は木の質感を活かすためにフローリングもオイル仕上げの場合が多いです。キッチンやお風呂場は他の場所に比べて水が飛びますよね。なので、その辺はオイルが抜けるのも早いので気づいたらこまめにオイルを塗るようにすると綺麗さが長持ちするでしょう。

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