2019.01.31

【No.2533】新作クルミ材耳つきテーブル(8024)

このブログでも告知した通り、すぐお届けできるテーブルの新作2台が吉祥寺ショップに到着しました。どちらもクルミ材で耳つき、サイズがW1500とW1600になります。W1600のほうは、脚を組んでテーブルの状態で展示しています。その8024テーブルの詳細を徹底的にみていこうと思います。

まずは天板の全体像はこんな感じです。

クルミ材の6枚をはぎ合わせ一枚の天板にしています。両端の板には耳と呼ばれる木の樹皮があった部分を残しています。こちらの天板では、耳の部分が表に向くように配置しています。この耳の向きでも天板の印象は変わることがありますが。一般的には耳が表にくると耳の部分が目立ちますので、よりナチュラルで耳があるということで存在感もでます。耳の部分の角度が強いと実際のテーブルの幅とテーブルとして使える幅に5〜10cmほど差があることがありますが、こちらの天板は片側に耳部分に少し傾斜がありますが、その差は2cmほどなので、先述した実際の幅とテーブル実行幅の差は気にならないと思います。反対側の耳部分にはあまり傾斜がありません。耳の色味については少し天板の色味よりは濃い部分があります。クルミ材の耳つきの場合、黒くなく全部が明るい色味のものもありますが、色が濃い部分があるほうが少し引き締まったシャープな印象になります。耳の部分も削りすぎない程度にヤスリをかけていますので毛羽立ちやザラザラしているところはなく、す〜っと触ると耳のカタチがよくわかります。

クルミ材は日本でも採れる材ですが、日本でよく使われているのは中国から入ってきているものです。日本でオニグルミと言われている樹種に近いものです。板の幅はそれほど広くないので、1枚板でダイニングテーブルになることはほとんどありません。大体、10〜20cm程度の板をはぎ合わせてテーブル天板にします。木目の印象はあまり派手ではありませんが、木らしい温もりを感じるところがあります。色味も個体によって濃淡の差がありますが、この8024も中央部分に色味がやや濃いもの、外側に少し色味が薄いものを配置しています。全体の統一感にはかけますが、少し色味の違いがあるところがこの天板の特徴でもあり自然素材を使う無垢材テーブルの良さかなと思います。単体でみると色の違いに目が行きがちですが、日常使う分には気になることもあまりないでしょうし、クルミ材らしい個性が出ていると感じとって頂きたいと思います。

脚は、8シリーズになります。9cm幅のクルミ材を漢字の八の字型に組んだ脚になります。見た目はすっきりした印象であまり目立つ印象ではありませんが、斜めに組んであることにより強度はしっかりしていて安定感がしっかりあります。3cmほどの厚みの耳つき天板と組み合わせるとボテっとした印象になりがちな耳つきテーブルもモダンな印象になります。最近のマンションなどのモダンな空間にも合わせやすいです。

この8024テーブルの個人的なイチオシポイントは、片方の耳がある天板にある色が少し濃くなっている部分です。

ここはもともと枝があった部分で節に近い状態のところですが、まっすぐではなく変化のある木目がいかにも天然で生きていましたと思わせる躍動感もあります。外側に向かって枝が伸びていることがはっきりわかります。こういったところがない、天板もキレイですが、無垢材ならではの動きのある表情も味わい深いものがあります。

8024テーブルの価格は、税込(8%)で¥163,080になります。関東地方へのお届けは送料無料です。その他地域でもお届けすることが可能で、地域によって送料が異なりますので、詳細はお問い合わせください。耳つきのテーブルはストレートカットテーブルに比べ値段が高くなる傾向にありますが、こちらのテーブルは四角いテーブルと同じレベルの価格帯になります。

吉祥寺ショップに現物が展示してありますので、気になる方はぜひお越しください。また、遠方で見に来られない方も気になることがあればメールや電話でお気軽にお問い合わせください。場合によっては写真をとって送ることも可能です。

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〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
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