2018.11.15

【No.2466】Pocketチェア生産中止のお知らせ

残念なニュースが入ってきました。宮崎椅子製作所のPocketチェアが生産が終わることになりました。受注状況および生産状況を踏まえての判断ということですが、ソリウッドでは宮崎椅子製作所の椅子を取り扱い始めたときからラインナップとして扱っていた椅子で、コンパクトな木の椅子を探している方にはオススメできる椅子であったので、個人的には少々ショックです。Pocketチェアは2018年12月28日で受注締め切りになりますので、ご注文を検討されている方は早めのご注文をお願い致します。

駆け込み需要もあるかと思いますので、改めてPocketチェアの特徴を書いてみようと思います。

コンパクトでも座り心地のよい椅子

Pocketチェアの特徴を端的にいうと「コンパクトでも座り心地のよい椅子」といえると思います。W400mmですので、ソリウッドで扱っている木の椅子でも最も幅が狭い部類の椅子になります。幅が狭いと窮屈な感じがする場合がありますが、Pockeチェアは肘掛けもありませんし、座の部分に枠もないのでその分、幅をめいいっぱい使って座ることができます。私も自宅でこのPocketチェアを普段使っていますが、窮屈さを感じたことはありません。また、このぐらいの幅だとW1350mm程度のテーブルでも2脚並べても余裕がある感じがします。このサイズのテーブルだと肘掛けがあるようなW500mmを超える椅子だと2脚並べると窮屈な印象になりますが、1脚をPocketチェアにして、もう1脚を肘掛けのある椅子にすると余裕がでてきます。そういった場合にも選択肢の一つになる椅子です。

座面がポケットのカタチになっている

名前の由来になっているのはズボンのポケットです。座面のカタチがポケットのカタチにデザインされているので、その名前がついてるようです。座った際に、前側がカーブになっているので、四角の座面の端が足にあたるといった心配がいりません。座面は柔らかすぎず、座ると沈みこむような感じはありません。中のウレタン素材がやや盛り上がっているようになっているので、座り心地が硬いということは全くありません。程よい硬さなので、長時間座っていても耐えられないということはないというのが、私個人の感想になります。

Pocketチェアはデフォルトで座面高が440mmになります。日本で企画生産されているダイニングチェアとしては、やや高めの設定になります。接客の際は、ダイニングテーブルの高さから椅子の座面高を引いた数値が280mm〜300mmの間になっていれば違和感は生まれにくいと言われています。ですので、ソリウッドで注文されるテーブルの多くは高さが700mmです。したがって、Pocketチェアのそのままの座面高だと、椅子が高く感じることがあります。この場合は、脚を20mmほどカットしてお使い頂くのがよいと思っています。実際、我が家でもチェアの椅子を20mmカットして座面高420mmとして使っています。

重ねてのお知らせになりますが、Pocketチェアを入手するには、12月27日までにご注文頂く必要があります。

Pocketチェアの生産中止で困ったと感じるのは、今後、コンパクトサイズの木の椅子を探している方への選択肢の減少です。先述した通り、W400mmの木の椅子はそう多くありません。ただ、宮崎椅子製作所さんから今後、コンパクトサイズの新しい椅子が発売になることが発表されました。東京ビッグサイトで行われている展示会で、そちらの椅子に座ってきましたが、しっかりと座れて座り心地もよかったです。Pocketチェアのニーズをカバーできる予感がします。ソリウッドで取り扱えるかはまだ決まっていませんが、私としてはみなさまに紹介したいなと思っています。

Pocketチェア

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