2014.09.29

10月19日スタートの木工教室基礎クラスの生徒さんを募集しています。

10月19日にスタートする木工教室基礎クラスの生徒さんを募集しています。ソリウッドの木工教室は、カンナ・ノミ・ノコギリなどの手道具を使って家具を製作していきます。はじめは1年間計12回の基礎クラスに所属して頂き家具作りの基本を学んで頂きます。基礎クラスではタモ材の花台を製作します。基礎クラスを修了した生徒さんで木工教室に継続して通いたい方には応用クラスに進んで頂きます。応用クラスでは自分の作りたいモノを作ってもらいます。応用クラスの生徒さんが製作した作品はこちらをご覧下さい。

基礎クラスは毎月第3日曜日に設定されています。基礎クラスの生徒さんは年2回募集しています。そのため現在は4月にスタートしたクラスの生徒さんが課題製作に取り組んでいます。10月スタートのクラスも4月スタートのクラスと同じ日時に行います。4月にスタートした基礎クラスの様子を見てみましょう。

9月の基礎クラスの様子です。進度が速い生徒さんはカンナで部材を削るところまで進んでいます。カンナ掛けは作品の見栄えが決定する大事な作業です。といってもいきなりうまく扱える道具という訳でもありません。カンナ自体はとてもシンプルな道具ですが、調整しなくてはいけない場所が多数あるため技術を身につけるまでは時間が掛かります。

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カンナを使いこなすにはまず刃の出方が見えるようにならなければいけません。初めてカンナに触れる方はまずカンナの刃の出方が見えていません。しっかりと刃が出ているのが見えるようになる事が初めの一歩です。コツは白っぽいものを背景にすること。そうすると刃の存在が見えやすくなります。

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刃が適切な量でていれば、キレイなカンナ屑が出てきます。はじめは分厚いカンナ屑しかでないかもしれませんが、徐々に薄いカンナ屑がだせるようになります。

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ソリウッドの木工教室には女性の方も数多く在籍しています。木工はある意味パワー勝負のところがあるので、男性の方が作業スピードが速いです。でも、女性の方が丁寧に作業する方が多いですね。

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さきほどの写真の女性が削りだしたカンナ屑です。初心者の方でもこのようなカンナ屑を出す事も可能です。

カンナは削る前の調整が非常に重要です。カンナの台の下端調整は初心者の方にはハードルが高いので、スタッフの方で調整しています。ちゃんと調整されたカンナ台としっかり研げている刃の感触を味わってもらう方が初めのうちは重要だと思います。慣れてきて自分で刃の出し方や裏金の調整、カンナの掛け方がある程度できるようになってからやってもらうようにしています。

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ホゾの穴はノミで彫っていきます。角のみ盤という機械を使用すればあっという間に穴が開いてしまいますが、自分の力でひとつひとつ彫っていく愉しさは格別です。時間も掛かるし、体力も消耗しますが、それだからこそ出来た時の満足感も多く味わえると思います。

ソリウッドの木工教室に興味をもった方はこちらの募集要項をご覧ください。あまり直前になると第一回の時に道具が間に合わない事があるのでなるべく早めに申し込みください。

瑞木@相模湖

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