教室風景 第2土曜日・日曜日応用コース 10月
10月10・11日に行われた応用コース2つのクラスの様子をお伝えします。相模湖工房は朝夕だいぶ肌寒くなってきました。
刃口埋めをするために削った部分を平らにしているところです。きっちりと埋めるためには口埋め材と合わさる部分を平滑にしなければいけません。
平滑にした木片で平らになったかどうかを調べています。なかなか大変な作業です。
あられ組みの片方の加工を終えたら必ずもう片方と合わせてみて、ズレていないか確認します。ズレているようなら墨線を引きなおしてから加工をします。ひとつひとつ確認しながら作業を進めることが失敗をしないコツです。面倒くさいのでこの確認作業を怠る人もいますが、後から苦労するのでなるべく早い段階で確認しておく必要があります。
確認したあとで初めてもう片方の加工に移ります。
引き出しを制作中のSさん。穴をあけて釘を打ち込んで固定してあります。その穴をダボで埋めます。接着剤を入れてダボを打ち込んで必要ない部分を鋸で切り落とします。普通の鋸でダボを切ろうとすると鋸についているアサリで材を傷つけてしまう恐れがあります。なので片側にしかアサリがついていないダボ切り用の鋸があります。ダボ切り鋸がない場合は上の写真のように紙をあてて切るようにします。
組み立てた時にでてしまった目違い(段)を鉋で削っています。組み立てると目違いがでてしまいます。それをなくすために鉋で削ります。面で合わせる場合こういった作業をする必要があります。
板脚の椅子を制作しているところです。ほぞで接合します。仮組み(接着剤をつけていない状態)をして導付きがピッタリとくっつくかどうかを確認します。もし隙間があいてしまう場合は、ホゾ・ホゾ穴の状態を確認します。穴が斜めにあいていないか、ホゾは均一の厚みになっているかなど確認します。原因がわかったら修正をしていきます。
Kさんの場合ホゾ穴が斜めにあいてしまっているところがありました。上の写真はそこを修正しているところです。加工精度がよくないとこの修正作業で時間を取られてしまいます。だから精度を上げようと思っていても、結局修正に時間が掛かってしまう。こんな事の繰り返しですが、それを繰り返していると自然とコツを掴むことが出来ると思います。