2014.01.31

W1500ミリのウォールナット耳つき2枚はぎテーブルはいかがでしょう?

ウォールナットの耳つき2枚はぎテーブルを製作しています。

こちらのテーブル天板はソリウッドの耳つきテーブルのWebサイトに準備OKな板として掲載していたものです。乾燥をして製作準備が整った板に関しては準備OKな板としてWebページに掲載するようにしています。まだ数は少ないですが、今後も数を増やしていく予定です。

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木材は乾燥させている間に汚れ、日焼け、シミなどで木目が見えづらくなってしまいます。そこで表面をちょっとだけ削って、木目の様子を見えやすくします。さらに、はぎ合わせて天板にした際のイメージを合成写真を使って表示しています。

板のままだと、テーブルにした際にどうなるかはわかりづらいはずです。なるべくお客様に仕上がりをイメージしやすいようにこうした見せ方をするようにしています。

そして、今回ショールームに展示するための天板としてこのウォールナットの板を天板に仕上げることにしました。1枚の板に大きな節があります。それを避けると1500ミリは確保できそうです。そのため、W1500×D850ミリというサイズで製作することにしました。

ソリウッドで今1番売れているテーブルサイズはW1500×D850です。昔は1800ミリ以上の天板を製作することがほとんどでした。しかし、住宅事情や家族構成の変化に伴いオーダーを受けるテーブルサイズは小さくなっています。今では、1500ミリか1650ミリのオーダーが大部分を占めます。1200ミリや1350ミリといったサイズのオーダーを受けることも増えてきました。今後もこの流れは続くと思われるため、ソリウッドでは長さ1500ミリの天板が作れる板を中心に仕入れています。

今回の板のように大きな節がある場合でも、長さ1500ミリを採れるなら十分にその板の良さを活かして使用することができます。節のある板は、見た目を気にして敬遠されがちですが適材適所に使用すればなんの問題もありません。ソリウッドでは活かせる節は活かして自然美や格好良さを演出し、避けてテーブル天板になるなら、避けて使用します。

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節ありで長くする選択肢もありましたが、今回は1枚にしか節がない事と死に節であるために大きな穴になってしまう事の2点を理由に節を省いて長さ1500ミリの天板にすることを選択しました。

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長さと幅をざっくりと揃える荒木取りをしました。

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まだ仮ですが、このように接ぐつもりです。板の端の方の真っ直ぐな縞に見える部分は柾目と呼んでいます。柾目の所を見ると、木目が詰まっているのが分かります。間隔も等間隔に近く、安定した気候の地で育った板と感じられます。

中心に近い、タケノコ状の模様の出ているところは板目と呼んでいます。柾目の部分とは対称的に、荒々しさが少し滲み出ています。色も少し紫がかった茶色。キレイな天板に仕上がりそうです。

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このまま、しばらく養生させておいてから実際の製作に入ります。

こちらの天板について、気になる方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。見積もり致します。
脚は好きなデザインを選んで頂けます。脚の形状に関してはこちらをご覧ください。

瑞木@相模湖

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