2014.07.28

皆さんはダイニングチェアの組みあわせをどうしているの?

ソリウッドでは自社工房でダイニングテーブルを製作しています。椅子に関しては、国内の椅子メーカーで製作している椅子を仕入れて販売しています。北海道の2つの家具工房と徳島県の椅子メーカーから20種類近い椅子を仕入れて販売を行っています。

さて、ダイニングテーブルに合わせるダイニングチェアの組みあわせはどうすれば良いでしょうか?

一般的にダイニングテーブルと樹種を合わせた椅子を選択されるケースが多いです。ウォールナット材のテーブルに決めた方の多くはウォールナット材の椅子を選択します。タモ材のテーブルにはタモ材の椅子を選択される方が多いです。ソリウッドで扱う椅子は、全て樹種を選ぶ事ができます。ソリウッドの定番ダイニングテーブルは、ウォールナット材、チェリー材、メープル材、ナラ材、タモ材から選択する事が可能です。タモ材を選択出来る椅子はありませんが、アッシュ材やナラ材といった似た樹種を選ぶことで統一感を出す事ができます。

テーブルと樹種は同じ材もしくは似ている材を選ぶ方がほとんどですが、椅子の種類や座面の選択にはいろいろとケースがあります。過去に納品した例では以下の4つのケースがありました。

1.すべて同じ椅子にして、座面も1つに統一するケース
2.すべて同じ椅子だが、座面の色に変化を持たせるケース
3.違う種類の椅子を選択して、座面を1つに統一するケース
4.違う種類の椅子を選択して、座面もバラバラなケース

1.
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ウォールナット材のテーブルとウォールナット材のribチェアの組みあわせです。椅子4脚すべて、ウォールナット材のribチェアと座面もすべて黒いレザーで統一しています。椅子4脚を統一するのがもっともオーソドックスな組みあわせで、統一感のあるダイニングセットになります。

2.
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椅子は4脚すべてHUGチェアですが、座面は緑の布張りと黄色の布張りを2脚づつにしています。座面を変化させることでカラフルな印象になりますね。特にナラ材やタモ材といった明るい褐色の材の場合はこうして色の変化を持たせることで華やかな印象を醸し出すことができます。

3.
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カバ材の耳つき2枚はぎテーブルにチェリー材の椅子を組み合わせています。カバ材の椅子を取り扱いがないため、色が似ているチェリー材を選択されました。椅子はUUチェアとLENチェア。どちらもチェリー材で黒い革張りにしてあります。椅子は座る人の体型によって感じる座り心地に違いがでます。大柄な男性と小柄な女性ではフィットする椅子は当然違ってきます。2人が心地良いと感じる椅子を探すのも良いですが、それぞれが気に入った座り心地の椅子を選択するのも良いと思います。こうした場合、座面を揃えるとバラバラ感があまり出ずに散らかった感じを抑えることができます。UUチェアとLENチェアはメーカーが違うために選択できる布地・革が違います。しかし、革を選択すれば若干の違いはありますが統一感を出すことができます。

4.
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形も布地も違う椅子を選択したケースです。座る人の感覚、好みを統一感より優先しています。座る人が好きな椅子、布地を選ぶと自分の椅子という愛着がより湧いてきますよね。写真の椅子は宮崎椅子製作所のspikeチェアとsansaチェアです。残念ながらこの2つの椅子は廃番になってしまったので、現在は購入して頂くことができません。

とこのようにいろいろなパターンがあります。統一感を重視するか、それぞれの座り心地・好みを優先するか悩むとこであると思います。全ての椅子を統一するのがスッキリしてやっぱり良いなと思っていましたが、いろいろなパターンを見ているうちに、別に形や色を統一する必要はないかもしれないなと感じるようになりました。家族みんながそれぞれ違うマイチェアを選ぶというのも楽しいかもしれませんね。

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形の違う3つの椅子と子供椅子のケースです。いろいろな椅子を座れた方が気分も変わって良いじゃんという愉しみ方もありでしょう!

瑞木@相模湖

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