2014.03.30

雨の日曜日、耳つきテーブルの納品に行きました。

雨の日の納品は色々と気をつかうことが多いです。

まず絶対にやってはいけないことがオイル仕上げの家具に雨がかかることです。

オイル仕上げは水に対しては強くないので、直接に雨にうたれると水滴がつくと跡が残ってしまうなどの恐れがあります。そのため、雨の配達時は水を弾く緩衝材にくるんで厳重カードのうえで搬入作業を行います。

しかし、雨の日用の緩衝材が少しやっかいです。それは緩衝材がちょっと滑りやすいからです。特にテーブルは手をひっかける場所がないので、細心の注意が必要になります。私個人として下り階段の時が最も危険ゾーンと認識しています。

さらに、雨の日はマンション前は階段のタイルが濡れて滑りやすくなっていますので、気が抜けません。

まあ、突然雨の日の納品について書きましたが、今日の東京は春の嵐のような天候でした。晴れの日以上に細心の注意を払いながら無事納品することが出来ました。今日納品した2台の耳つきテーブルを紹介します。

ウォールナット材耳つき2枚はぎテーブル

1件目に納品したのは、ウォールナット材の耳つき2枚はぎテーブルです。長さはW1800あります。同じ丸太から採れた2枚の板をはぎ合わせてひとつの天板にしています。やはり色味がぴったりとあった上品な表情のテーブルに仕上がりました。

2件目は、チェリー材の耳つきはぎテーブルを納品しました。

チェリー材耳つきテーブル

チェリー材の耳つきはぎテーブルとソリウッドオリジナデザインのベンチです。今回はお客様の要望で白太がところどころ入るように組み合わせて製作したテーブルです。チェリーやウォールナット材は丸太の端に白い部分があります。製材した板になった際にこの部分を白太(しらた)と呼びます。

通常、耳以外の白太は天板の表にこないようにします。これは白太の部分の強度が弱いからなどの機能面が原因ではありません。あくまでも見た目の問題です。

ところが、ソリウッドでもいくつか納品実績がでつつあるのは、白太部分も積極的に表面にくるようにした天板です。白太の部分がアクセントになり個性的な天板に仕上がります。

ストレートカットテーブル同様、ウォールナット材とチェリー材は耳つきテーブルでも人気があります。耳の部分はひとつひとちカタチが違うので、耳つきテーブルはより一層1点モノの要素が多くなります。その時々によって、また、ご希望のサイズによってご提案できるテーブルも異なりますが、この2つの材についてはまだ提案できる板が在庫であります。ご興味のある方はぜひ一度問い合わせをしてみてください。

賢木@吉祥寺

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