2013.12.24

レトロなラベルライター”ダイモ”は板の識別に便利

 皆さん、” ダイモ”を知っていますか?

そう、昔あったバチッバチッと文字を打ってラベルを作るやつです。

懐かしいと思う方も多いのではないかと思います。私も子供の頃に母親がダイモでラベルを作っていたのを覚えています。

さて、そのダイモは今でも健在です。

ソリウッドでは、耳つきの板を識別するための板番号をダイモで打って、板にタッカーで留めています。
ダイモはプラスチックのラベルなので、紙よりも丈夫で板に貼るのに適しています。また、乾燥庫の中に入れても劣化が少なく、木材管理のラベルとしては必要な機能を備えています。

最近のダイモは無骨なイメージからポップなイメージに路線を少し変えてきています。数年前に購入したダイモはダイモ ラベルブラスターという機種で、小さくポップなカラーリングがしてあるものでした。

テープもカラーバリエーションがかなりあります。マットタイプやラメ入り、絵柄入り、クリアなどいろいろな種類のテープが販売されているので、選ぶのが楽しそうです。茶色の木目入りのテープなんてのもありますよ。木目入りは一本使いました。渋くて良かったです。(昔に大量購入したであろうテープがまだたくさん残っているので、今はそれをなくすのに必死です。新しく買うならマットタイプがいいです。)

131224_3.jpg

赤いのがそのラベルブラスターです。ローマ字と数字のみ打つことが出来るタイプです。(文字盤の変更はできません。)ラベルの幅も9mmのみ対応していました。お値段も手頃で良かったのですが、両手の親指を使って、ギュッと押さなくてはいけないのが大変でした。まあそれでも必要な機能は備わっていたので、かなり使い込みました。
ところが、最近になって8が上手く打てなくなり、3と8の区別が付きにくくなりました。

そこで今回はスタンダードモデルのダイモDM1985を購入しました。(上の写真のグレーのもの)
こちらはローマ字以外にもひらがな、カタカナを打つことができます。

ローマ字、数字も大きい文字を打つことが可能です。
131224_1.jpg

文字が大きくてカッコイイです。ちっとレトロなフォントがいい感じ。

ちなみにラベルブラスターだと
131224_2.jpg

こんな感じ。DM1985に比べるとかなり文字が小さいです。今までこれで読めていましたが、大きい文字のほうが、全然見やすいですね。

やはり、多少値段は上がりますがスタンダードタイプのDM1985を選んだほうがいいと思います。DM1985は片手でグリップを握れば印字することができます。力もそほど入れなく良いので楽です。

板を識別するためには1枚1枚に番号をつける必要があります。材木屋さんの様子などを見てみると、板に直接マジックで番号を記入していたり、ガムテープを貼ってそこに番号を記入したりしています。ベニヤをタッカーで打って文字を書いている所もありますね。

ダイモは細いのでどんな厚さの板の木口につけても邪魔にならないのがいいです。手で刻字していかなくてはいけないので少々面倒ではありますが、たまにガチャガチャやるのも楽しいです。 

紙ベースのシールだとすぐに剥がれてしまう場所などはダイモテープが活躍すること間違いなしです。皆さんはダイモ、使ってみてはいかがでしょうか?

( ダイモの宣伝みたいになりましたが、なにももらってないですから…)

瑞木@相模湖

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