2018.07.28

私たちの身の回りには木材がたくさん使われています。【No.2358】

木材は至るところに使われています。木造住宅には様々な部分に木が使われています。柱や梁と行った構造材の他にもフローリングや内装材としても木が使われています。フローリングや内装材には広葉樹材も使われます。特にフローリング材は広葉樹材が使われることが多かったです。でも、今では杉やパインのような針葉樹材のフローリングも人気があるようです。杉は柔らかいので、キズだらけになりますが、柔らかさや温かさなどで人気が高いようです。価格も比較的安いです。

広葉樹材だとオーク材(ナラ材)やカバ材のフローリング多いですかね。無垢材のフローリングは反ったり、隙間があいたりします。これは無垢材フローリングであれば仕方ないことです。サネ加工がしてあるので隙間から下地が見えることはありませんが、板と板の隙間はどうしてもあいてきます。建売住宅やハウスメーカー、マンションなどでは無垢材のフローリング材はあまり使われなくなっています。表面に薄い突き板を貼った合板フローリングかプリント合板が使われていることもあります。木質素材のフローリングは無垢材に比べると反りなどの心配が少ないので、ハウスメーカーも安心して使われるようです。ですが、やっぱり無垢材のフローリングは心地よいので、建築家が設計したり、こだわりのある人の家では無垢材フローリングが張られることが多いですね。

家具にも木が使われています。どんな家にも木質系の家具は一つはあるはずです。無垢材を使っていなくても木質素材を使った家具はたくさん販売されています。特にダイニングテーブルは木のものを使っている方が多いはずです。天板が鉄製のダイニングテーブルはあまり見たことないですよね。鉄は重いのと鉄伝導性が高いのが家具としてはデメリットになります。木製のテーブルだと冬の寒い日では触ると冷たいと感じることはないです。でも鉄の天板であったらきっと触りたくないくらい冷たいはずです。そういう面でも木材のメリットはあります。

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意外と普及していないのはお皿やカトラリー類ですかね。お皿に関しては陶器やプラスチック製が多くて木のお皿はあまり使われていません。でも、木のお皿は軽くて結構使いやすいです。難点は汚れですかね。もちろん汚れが着かないようにウレタン塗装を施せば問題なく使えますが、木の質感は失われてしまいます。漆も解決策の一つとしてとても有効ですが、価格が高くなってしまうのが難点です。木の質感を活かしながら、かつ価格が高くならないようにするにはオイル仕上げが適しています。しかし、どうしても油によるシミがついてしまいます。洗ってしっかりと拭いていればカビが生えてくることもそう多くはありません。(ただ、高温多湿な空間において置くとカビが生える場合もあります。) オイル仕上げのお皿ならメンテナンスは自分ですることができます。うちには木の器がいくつかあります。よく使うのは朝食のパン皿、お椀(漆が塗られている)、お菓子用の深めのボウルです。やっぱりガッツリおかずを盛り付けることはないですね。

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カトラリー類は木のものを毎日使っています。お箸は木製ですし、スプーンは自分で作ったオイル仕上げのものをいくつか使っています。カレーを食べたら色がカレー色になったスプーンはカレー用として使っています。洗ってもカレー色は完全になくならないです。でも、それはそれでカレー用として使いやすいので満足しています。木のスプーンは口当たりが柔らかいのがいいです。軽いですし。金属製のカトラリーは硬くて重たいです。カチカチのアイスを食べるときは金属製のスプーンを選択しますが、それ以外は木製スプーンを選択しますね、私は。木製のカトラリー(オイル仕上げ)も汚れや色あせはどうしても起きてしまいます。時々紙ヤスリで削ってオイルを塗るメンテナンスをすれば綺麗な状態が保ちやすくなります。

というわけで今日のブログエントリーでは私たちの身の回りに使われている木材について書きました。

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