2018.04.30

最近納品した2台の無垢材テーブルを紹介します。【No.2269】

GWに突入しましたね。前半戦は今日で終了ですが、もう少し休み気分は続くことでしょう。ソリウッドの吉祥寺ショップは5月1日と2日は定休日のため休みになりますが、3日から5日は平常通りの営業をします。GW期間中はまとまった時間が取れるので、家具選びをしようという方も多いかと思います。是非ソリウッドの吉祥寺ショップにお越しください。意外と知られていないことですが、吉祥寺には無垢材を扱う家具屋さんが結構あります。何件かのお店を回ることで見えてくることもあります。一度に何件かのお店を回れるのは楽ですからそういった意味でも吉祥寺に来て家具屋さんを回るのはいいと思います。

ここ数件、配達に行く機会があって納品時の写真を撮ることができたので紹介します。

180430_1.jpg
ウォールナット材の耳つきはぎテーブルです。2枚の板をはぎ合わせています。こちらのテーブルは展示してあった板を気に入ったお客様がオーダーしてくださり製作したテーブルになります。耳の部分が目立つようにはぎ合わせています。板には木表と木裏があります。木として立っていた時に樹皮に近い方の面が木表、中心に近い方の面が木裏になります。耳を目立たせるには木表側を表面にすれば良いいわけです。昔から木表面の方が木目が綺麗に現れると言われていて銘木と呼ばれる板は木表側を使うのが慣例になっています。でも、木表側を表面にすると幅が狭くなってしまうのと、耳が目立ち過ぎてしまうというデメリットもあります。最近では幅の広い板が入手しづらくなっているので、幅を出すために木裏を表面にすることが増えています。

木裏側を表面にすると耳が寝るのでシャープに見えるというメリットもあります。近年の傾向では薄く見える方がいいいと感じるお客様が多いので、木裏側を表にしてシャープに見せるという方法の方が喜ばれるケースが多くなっています。どちらにもメリットデメリットはありますが、質的な差はありませんので見た目の好みで選ぶようにしてもらって良いです。

180430_2.jpg
こちらはクルミ材のストレートカットテーブルです。上のウォールナット材のテーブルと雰囲気はだいぶ違いますよね。でも、クルミ材とウォールナット材はその名の通り、同じクルミの仲間です。色が違うので、同じ仲間の木とは分かりにくいですが、木目の様子を見比べると似ていることが分かります。クルミ材は優しい雰囲気をもつ木材です。納品したお宅はタモ材のフローリングが張られていました。タモ材は木目がハッキリとでる木材です。テーブルもタモ材で統一することも可能でしたが、テーブルも木目がハッキリとでるタモ材だと少しうるさく感じるかなと思います。あえて木目がタモ材ほど目立たないクルミ材を選択したのは良い選択だったかなと思います。

180430_4.jpg
今回納品したクルミ材のストレートカットテーブルは完成品テーブルとして製作しました。なので、脚を形を定番型とは違うものにしてみました。八の字型に組んである脚を両端にボルトで固定しています。ソリウッドで多く採用しているプレートで固定する脚ではなく、天板に直接脚を固定しています。下を覗き込まないと、細かい部分は分かりませんが、あられ組みに組んでいるなど少しクラフト要素も盛り込んでいます。今後製作する完成品テーブルでも八の字型の脚を採用することになっています。

ソリウッドの無垢材テーブルは、オーダーで製作するものと完成品を販売するものの2本立てになっています。今まではオーダー製作をメインにして来ましが、完成品テーブルも徐々に数を増やしていく予定です。現在吉祥寺ショップではウォールナット材のストレートカットテーブルの完成品も数点展示しています。気になる方はぜひ吉祥寺ショップにお越しください。

180128_profil.jpg

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest