2018.04.28

人気のチェリー材は北米産木材で、色の変化が特徴です。【No.2267】

4月29日には【無垢材テーブル選び方講座】を開催します。GWの最中ですが、まとまった時間があるので家具やインテリアを検討される方も多いと思います。ソリウッドの【無垢材テーブル選び方講座】では無垢材テーブルを選ぶ際にどんなポイントに注目すれば良いかを解説させてもらっています。無垢材のテーブルを検討していると今までに聞いたこともない言葉を聞くことも多いかと思います。なので、樹種、サイズ、仕上げの3つのポイントにおいて、どうすればあなたにピッタリな無垢材テーブルが選択できるかをアドバイスさせてもらっています。これからテーブルを購入する計画がある方はぜひ参加してみてください。4月29日14:00からソリウッドの吉祥寺ショップで開催します。時間までに来ていただければ参加できます。

ソリウッドで人気がある樹種はチェリー材とウォールナット材です。ともに北米産の木材です。アメリカやカナダの東の方が主な産地になっています。

ソリウッドでは様々な樹種を扱っています。使用している樹種に関しては、年々変わってきています。今は北米産の木材の割合が多くなっています。元々は国産材を使用するケースが多かったです。しかし、国産材の供給量が減っていてそれだけでは製作を続けることは困難になっています。今では外国産の木材を使用することの方が圧倒的に多くなっています。木材の価格も時代によって大きく変化します。昔は安かった木材も今では高値で取引されていることも多いです。

アフリカ産のブビンガという木をたくさん使用していた時期もあります。主に飲食店などのカウンターなど大きな家具を製作するのに使っていました。ブビンガは赤っぽい色をしていて、とても重い木です。幅も広いものが多く1mを超えるものもありました。価格も安く、丸太で購入していました。しかし、今では入手するのが困難で高値で取引されています。なので、今は使う機会はほとんどありません。昔はブビンガを使っていたような案件でも今は他の木を使うようになっています。

チェリー材とウォールナット材は昔から人気があってよく使われていました。ここ最近はウォールナット材の人気が高く、価格も高騰しています。チェリー材は一時期人気の時期もありましたが、今は普通になって価格も落ち着いています。

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こちらがチェリー材で製作した耳つきテーブルです。チェリー材は耳つきとストレートカット、両方のテーブルに対応しています。耳つきの板は丸太の状態で日本に輸入されて、日本の製材所で製材されて乾燥した板です。ストレートカットテーブルに使っている木材は現地で製材、乾燥されて日本に輸入されています。現地での製材時に既に耳がカットされています。

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現地で製材された板はこういう状態で日本に入ってきます。バンドルと呼んでいます。同じ厚みに製材された板で長さは揃っています。幅はランダムです。幅広い板もあれば狭い板もあります。幅はバランスをみて組み合わされています。一応明細書があって、どんな幅の板が何枚あるかが記入されています。しかし、乾燥される前の寸法なので実際は明細通りではないです。

チェリー材はアメリカンチェリー材、ブラックチェリー材とも呼ばれています。ソリウッドでは単にチェリー材と呼ぶことが多いです。お店によって表示は違いますが、使っているのは同じ種類です。

チェリー材の特徴は経年による色変化です。どんどんと色が濃くなっていくのが特徴です。どんな樹種であっても日が経つにつれて色は変化します。しかし、チェリー材はその変化の度合いが多く、明らかに色が変化します。上の写真でも分かるように、はじめは少しピンクががったオレンジ色をしています。時間が経つにつれて色が濃くなって、艶が出てくるようになります。最終的には濃いこげ茶色になります。チェリー材の色変化は止めることができません。どうしても色が変化してしまいます。その点はご了承ください。

チェリー材はテーブルの他にも椅子やベンチ、棚の製作も可能です。チェリー材で家具を揃えることも可能です。手触り感もよく、程よい硬さ、重さで家具用材にとても向いています。気になる方は吉祥寺ショップにお越しください。実際に少し色が変化したチェリー材のテーブルや椅子の見本を見ることができます。
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