2018.04.26

オススメはオイル仕上げ【No.2265】

無垢材テーブルは注文製作のものが多く、仕上げについても選択できるケースが多いです。無垢材テーブルの場合、「オイル仕上げ」と「ウレタン塗装」の2つが主流となっています。「仕上げ」については悩まれる方も多く、無垢材テーブル選び方講座でもご参加頂ける方の関心が高いと感じます。普段の接客でもオススメはどちらですか?と聞かれることも多いです。ソリウッドでは「オイル仕上げ」をオススメしています。また、ソリウッドでご注文いただくお客様の90%以上は「オイル」を選択頂いています。今日のブログではどうしてオススメするのかを書いていきたいと思います。

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オススメポイント1 手で触れるのは「木そのもの」

オイル仕上げは、天然由来の成分を配合した家具用オイルを木部の表面に浸透させて木部を保護する仕上げ方法になります。そのため、手に触れるのはオイルが浸みた木そのものになります。テーブルは素手で直接触れることも多い家具です。ずっと触っていたくなるような自然な質感は触るたびに癒される感覚になります。もう一つの塗装方法であるウレタン塗装では、プラスティックの薄い膜をつくって保護する仕上げになります。そのため、実際に触れているのはプラスティックの塗膜ということになります。この点が2つの仕上げで異なる大きな点です。木は丁寧に磨きあげると心地よい質感を得ることができます。オイル仕上げは木が本来もつその質感を十分に堪能できる仕上げ方法になります。

オススメポイント2 手入れをしながら長く使える

オイル仕上げの家具は自宅で手入れをしながら長く使えることが可能です。また、使い込むうちに新品の状態のときとは違う味がでてきます。オイル仕上げだとメンテナンスが大変でしょ?と思われがちですが、実はそんなことはありません。作業としては、オイルをそのまま塗るもしくは、染みや細かい傷が気になる場合は320番の紙やすりで表面を整えてからオイル塗るといったものになります。メンテナンスをする必要があるという点ではデメリットと捉える必要があるかもしれませんが、ものを長く使う上では無垢材テーブルにかぎらず必要なことかと思います。作業自体はやってしまうと意外と簡単と感じるレベルのものだと思います。ここは反対に、いざとなったら自宅で補修ができると前向きに捉えて頂きたいと思います。ウレタン塗装の場合は、塗膜部分のプラスティックが経年で劣化し、剥がれてきてしまいます。15年ぐらい使っているとどうしても生じる現象です。ウレタンの劣化に対しては、自宅で補修することが難しく、キレイに直すには工房に持ち帰り、機械で削り、再塗装を施すことになります。再塗装をしてしまえば新品に近い状態になりますが、時間と費用はそのぶんかかってしまいます。

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オススメポイント3 安心・安全の健康塗料

ソリウッドで使用するオイルはドイツ・リボス社の家具用オイルになります。こちらのオイルは亜麻仁油を主原料として自然由来の成分を使った家具用のオイルになります。有害とされるホルムアルデヒドは含まず、安心して使って頂けるものになります。ドイツの「幼児玩具向け安全基準」を満たしているので、小さいお子様やペットのいるご家庭でも安心してご使用頂けます。

以上の3点がオイル仕上げをオススメする主な理由です。家具の仕上げは普段気にしていることもあまりないと思いますが、仕上げによって普段のメンテナンスや注意点なども異なってきます。オイルとウレタンのそれぞれの特徴は一長一短で、どちらが優れているというものでもありません。使う側がどういった点を重視するかによって適している仕上げが違ってきます。無垢材テーブルの仕上げを選択する際には、ご自身のライフスタイルと照らしあわせ、どのようにテーブルを使っていきたいかをしっかりと確認されてみるのが良いと思います。

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