2018.04.19

無垢材で製作する本棚【No.2258】

ソリウッドでは、無垢材を使ったテーブルや本棚などの棚類を製作しています。なぜ無垢材にこだわって製作するのか?その理由の一つは、丈夫で頑丈であるということです。丈夫であれば長い間使うことができるというメリットがあります。また、無垢材は質感もよく見た目的にも高級感があります。これも無垢材を使う理由です。ソリウッドでは創業以来、無垢材が日頃の生活を豊かにしてくれるというチカラを信じて、多くの方にこの感覚を味わって頂きたいと思っています。

今日は無垢材で製作する棚を紹介します。ソリウッドの吉祥寺ショップには、オーダー製作をする際に参考になるように製作例としての本棚やリビングラックを展示しています。基本的にはお客様が欲しいと思うサイズと樹種、その他仕様で製作します。

こちらは、フィンランドバーチという樹種で製作した本棚です。フィンランドバーチはフィンランド産のカバ材になります。木材の価格が高騰するなかで少しでも安く手に入る丈夫な木材を探していたところ出会った材です。なので、使い始めたのは最近です。それまで使っていたカバ材は、色味が赤いところと白いところが混在していてその色味の違いが個性的な柄になるような感じでしたが、板の一枚一枚で色の配分も違い、なかなかオーダーでは使いにくい材という印象がありました。このフィンランドバーチは、板の巾はそこまで広くはありませんが、全体的に白い色調で統一されています。見た目はメープル材に似ています。メープルのほうがオイルで仕上げた際に少し艶があるように見えますが、パッと見ただけでは違いはわかりません。明るい印象の棚を探している場合は、価格も他の樹種に比べると少しお求めやすい価格になりますのでオススメできます。現状では吉祥寺ショップにフィンランドバーチで製作した背の低い棚を展示しています。

棚の製作でも人気があるのは、ウォールナット材やチェリー材です。ウォールナットはやはり存在感のある仕上がりになり、高級感もあります。

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こちらはウォールナット材の本棚の製作例になります。幅が広いと上に置いてある本などの重量で棚板が将来的にたわんでしまう可能性があるので、一つの棚の幅が800mmを超える場合は仕切りの板を入れるようにしています。こうすることで、より頑丈で長く使える本棚んなります。こちらの棚は固定棚になっていて、あらかじめ入れる本のサイズによって、棚の高さを変えています。一番下の段はA4サイズのファイルなどを納めることができるように少し高くしています。こちらの棚では、固定棚になっていてあらかじめ棚板を固定しています。固定棚にしたほうが頑丈であること、本をいれるのであれば一度入れると入れ替えたりすることはあまりないうことから、固定棚のほうがオススメではありますが、状況に応じて棚板の高さを変えられる可動棚も製作することが可能です。価格的には、可動にするほうが製作の手間が増えますので価格は高くなる傾向になります。

見積りの依頼や問い合わせが多いの部屋の角をデッドスペースにしないようにするL字棚です。こちらは特殊な金具を仕込むことで、現地で組み立てができるようにしています。この金具を使うことでL字を実現させています。

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こちらはチェリー材で製作した納品事例になります。もちろん、サイズなどは融通が利きますのでご希望のサイズで製作が可能です。こちらの事例では、背板はなしで、その代わりにストッパーと呼んでいる高さ20mmほどの木板を棚板の後方に組み入れています。こうすることで棚と壁の間に物が落ちてしまったりすることは避けられます。また、本が壁につくことはないので本が痛むといったことも避けられます。もちろん、L字棚以外でもストッパーをつけることはできます。

棚の見積りはもちろん無料となります。ご希望のサイズ・樹種・仕様などをメールもしくは店頭でスタッフにお知らせください。1週間を目処に見積りをお知らせします。金額などを検討頂き、先に進めるようでしたら図面を描いて詳細仕様を相談させて頂きます。

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