2018.03.24

北海道生まれのISU-WORKSの椅子は丈夫な構造で作られています。【No.2232】

相模湖工房近辺もだんだんと暖かくなってきました。色々なところで綺麗な花が咲いているのが見えるようになりました。桜もちらほらと咲いてきましたね。もう一週間二週間もしたら満開になりそうな気配です。関東地方はそんな感じで春の気配を感じるようになりました。でも北海道はまだまだ寒そうです。北海道といえばISU-WORKSですね。

ソリウッドで取り扱っているISU-WORKSの椅子は北海道産まれ、北海道育ちの椅子です。北海道札幌市在住の木工家・高橋三太郎さんと北海道津別町の木工所・山上木工さんがタッグを組んで開発、製造している椅子ブランドです。2012年に始まったプロジェクトで5年以上が経過して販売店もだんだんと増えてきたそうです。それでもまだ全国的には知名度は低いブランドではあります。メディアで取り上げられたりするともう少し知名度が上がってくるかもしれませんが、まだまだこれからのブランドであります。でも、製作されている椅子はとてもクオリティが高いです。老舗メーカーや日本を代表するOEMメーカーが製作する椅子と比べても質の高さは劣っていません。劣っているどころか細かい部分まで気が遣われている点はそうしたメーカーをも上回っています。

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こちらはMAGチェアという椅子です。ハーフタイプの肘掛けがついていて使い勝手も良いと評判の椅子になります。椅子と構造としても特徴的で前脚と座面の枠の外側に後脚がついています。

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こちらがそこの部分のパーツになります。座面枠と後脚の接合部分は力が掛かる部分ですので、強度が重要になります。ここの強度がないと椅子としては致命的な欠陥になってしまいます。強度を得るためには接着面積を大きくする必要があります。

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基本的にはダボ構造で接着されています。でもより強度を上げるために彫り込みをしてそこにパーツを入れて接合しています。穴の開いている部分にはダボと呼ばれる圧縮された丸棒を入れます。
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実際に組み立てる時は接着剤を入れてしっかりと圧着します。こうしてしっかりとした構造で接合しているので上部にできています。これまでに販売した椅子でこの部分に不具合が出た椅子はありません。ISU-WORKSの椅子はコンピュータ制御で動くマシンで部材を加工しています。コンピュータ制御で動くので正確な加工をすることができます。しかし正確に加工されただけでは不十分です。しっかりと接着剤を塗ってしっかりと固定することが大事です。

MAGチェア以外の椅子もこのようなしっかりと強度を考えられた構造をしています。

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こちらはウォールナット材のMAGチェアです。NC128という布が張られている座面です。NCシリーズは椅子の張り生地としてはとてもメジャーな存在です。色も豊富に用意されていて、厚みもあるのでしっかりとした感じで耐久性にも優れています。ISU-WORKSの椅子では13色の布生地から選択することができます。ソリウッドで取り扱っている他のメーカー(宮崎椅子製作所・Awazaチェア)でもNCシリーズの座面を選択することができます。なのでISU-WORKSと同じ色のNCファブリックを他のメーカーの椅子でも選択することができるので、座面を統一することが可能になっています。

ソリウッドではISU-WORKSの椅子を全種類取り扱っています。様々なタイプの質の高い椅子が用意されているのでぜひ一度座って座り心地を確かめてみてください。関東近郊では全ラインナップが揃っている販売店はソリウッドだけになります。よろしくお願いいたします。

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