2018.01.27

木工教室の新年会を開催しました。【No.2176】

本日は木工教室の新年会が開催されました。毎年恒例の行事ですが、ここしばらくは相模湖工房で開催しています。スタッフによる手作り料理の振る舞いと板が当たるゲーム大会を行います。ソリウッドのスタッフOBや木工教室のOBの方も手伝いに来てくれました。そんなわけで今日の新年会の様子をチラッとお見せいたします。

囲炉裏を作って暖を取りながら干物などを焼きました。今年はもつ焼きも登場。日中は暖かいですが、日が陰ってくると途端に寒くなるので囲炉裏の暖かさがありがたいです。毎年焼く物は変わりますが、焼く人はいつも同じな気がします。炭火で焼くものはやはり美味しいですよね。

板が景品として当たるビンゴ大会も実施しました。今年の目玉商品はトチの板。長さ2m幅500mmほどの板でした。欠点もありますが、仕上げたらとても綺麗な木目が出る板です。このトチの板をゲットしたのは10月スタートの基礎クラスの生徒さん。今回は景品としてアサダの板も出しました。木目も綺麗でどんな風に仕上がるか楽しみな板。長年ソリウッドで働いていたT氏もアサダは扱ったことがないからどうなるんだろうと話していました。分類上はカバの仲間ですが、樹皮を見るとカバとは異なるのがハッキリと分かります。カバは厚めで横に裂かれた樹皮になるのですが、アサダの樹皮は薄く裂かれている様子もありません。ただ、木部の色はカバに似ています。中心部が赤褐色で、周辺部が白褐色。木目の様子はちょっと違いますが、似ていなくはないかなと言った感じです。今回景品に出した以外にも残っていますので、自分でも加工してみようと思います。

景品にするのは主に材木市場で仕入れてきた板です。しかし、近年は幅の広い板が少なくなってお値打ち価格の板が仕入れにくくなっています。昔は幅が広くても長さが短かったり、欠点があったりする板がかなりリーズナブルな価格で仕入れることができたんですが、最近はそうした板が見つかりにくくなりました。過去にケヤキやセン、トチのような国産材で幅の広い板がたくさん出品されていたのですが、その量は明らかに減ってきています。やはり寂しい現象ですね。来年はもう少し幅の広い板を景品にできるように仕入れの際に重点的にチェックしようと思います。

雪や寒さの影響で開催できるか不安でしたが、無事に開催できて良かったです。相模湖工房では水道が凍ることもなく通常に稼働できたのは良かったです。近くにある私の家では水道が凍って朝は水がでなくなっています。工房の方が標高が高いのですが、水道管の位置とかの問題があるんですかね？月曜日にたくさん降った雪もだいぶ溶けてしまったので道路もほぼ問題なく通れるようになっていて良かっです。工房内も火曜日にほぼ一日かけて雪かきをしたおかげで、いつも通りに木工教室の新年会を開催することができました。雪って雪かきしたところは降り積もったのが嘘のように後かともなく無くなりますよね。でも、雪かきしていないところは残っています。やったところとやってないところ、日陰と日向の違いなど色々と差が顕著になるのが面白いです。

新年会にご参加頂いた生徒の皆さん、ありがとうございました。

さて、明日28日には2018年最初の【無垢材テーブル選び方講座】の開催日です。14時よりソリウッドの吉祥寺ショップで開催します。無垢材テーブルを検討中で、樹種やサイズや塗装方法など選択できる項目がいくつかあってどれを選べばいいか分からない方はぜひ参加してみてください。無料講座ですので、お気軽にご参加ください。押し売りはいたしません。講座参加後に営業の電話等も行わないのでご安心ください。詳しい案内はこちらをごらんください。

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