2018.01.22

腰に優しいAwazaチェア。【No.2171】

お昼頃から雪という予報でしたが、9時過ぎごろから雪が降ってきました。まだ道路には積もってはいませんが、夜までこの勢いで降ると結構積もるかもしれません。電車が止まり、道路が通行止めになる可能性もありますので本日は早めに閉めて帰宅することにします。明日の朝にどれだけ積もっているかが心配です。積もる量によっては2日ほど機能しないこともありますからね。

さて今日はAwazaチェアについて書くことにします。アワザと読みます。Awazaチェアはいのうえアソシエーツさんが手掛ける椅子で、”腰の椅子”がデザインコンセプトになっています。Awazaチェアを開発したのは井上昇さんです。井上さんはオフィスチェアを中心に数多くの椅子をデザインされてきた方です。大手家具メーカーの椅子もデザインされています。そんな井上さんが独立して立ち上げたのが、いのうえアソシエーツになります。現在は息子さんも一緒に活動されています。

井上さんがこだわっているのは自らデザインして販売すること。販売までを手がけるデザイナーさんは実は少ないんですね。井上は販売も自分ですることでプラスになることが多いと考えているそうです。そうした考えを実現するために、新宿OZONEに直営店を構えています。現在は4階に「椅子とテーブルのギャラリー」を運営されています。でも、そこでの営業は1月いっぱいとなり、2月からは6階に「腰の椅子」Awazaギャラリーを構えるそうです。11月の展示会の時に新宿OZONEから移転するという話を聞いていました。なので、今Webサイトで確認したところ6階に移動して運営されるようです。

ソリウッドではAwaza LDチェア、Awaza LDRチェア(回転椅子)、Awaza MA01チェア(肘掛けなし)の3デザインを取り扱っています。どの椅子も座面が広いのとしっかりと腰を支えてくれるのが特徴です。

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こちらがAwaza LDチェアです。写真はナラ材です。Awaza LDチェアはナラ材の他にもウォールナット材とチェリー材が選択することができます。今時の椅子には珍しく貫が入っています。これは強度を重視するデザイナーの考えが反映されていると思います。貫とは脚と脚を結ぶ部品です。貫を入れる理由は丈夫さが増すということです。昔は木の椅子には貫が入っているものが多かったです。でも最近は技術力も上がったほか、デザイン上やコスト面を考慮して貫を入れないケースが増えています。ソリウッドで扱う椅子も脚に貫が入っているのはAwazaチェアのみです。

Awazaチェアの特徴は広い座面と大きい背です。座ると安定して座れるのが分かると思います。

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こちらはAwaza LDRチェアです。LDRチェアは回転機能が付いています。木の椅子でありながら回転機能が付いている椅子は珍しいと思います。回転機能が付いているために立ち座りが楽になります。LDRチェアはLDチェアに回転機能をプラスした椅子ですので、座面より上はLDチェアと同様になります。回転させても安定させるために脚部はしっかりと組まれています。なので重さは結構あります。なので頻繁に動かすのには向いていません。

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MA01チェアは肘掛けをなくしてコンパクトな設計になっている椅子です。コンパクトになっていますが、Awazaチェアの特徴である安定した座り心地は堪能できる椅子になっています。MA01チェアはウォールナット材とナラ材が選択できます。

Awazaチェアの座面ファブリックは天然皮革と布生地が用意されています。天然皮革は種類は多くありませんが、黒、茶の基本的な色が用意されています。布生地は外国産の生地も含めて数種類用意されています。ファブリックも上質なものが選ばれているのでそちらも堪能してください。

瑞木@相模湖

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