2017.09.03

ひじ掛けがなくても掛け心地の良い椅子ありますよ【No.2030】

肘掛けのある椅子とない椅子どちらがお好みでしょうか?椅子を選ぶ際に、肘掛けのあるなしは悩むポイントでもあるかと思います。イメージ的には肘かけのある椅子のほうが、座っていると楽だし、掛け心地も良いというところでしょう。ですが、普段肘掛けのない椅子をメインに使っている私としては、肘掛けなしでも掛け心地は良いし、メリットもあるよと言いたい気持ちもあります。そこで、今日は肘掛けのない椅子にスポットをあてて、メリットやデメリット、ソリウッドで扱いのある肘掛けのない椅子を少し紹介したいと思います。

まずは肘掛けのない椅子のメリットは、椅子のサイズがコンパクトに済む、そしてその分軽いという点とテーブルサイズをひと回り小さくしても脚と脚の間に収納できるといった点、出入りがしやすという点が挙げられます。私が普段家でダイニングチェアとして使っているPocketチェア(宮崎椅子製作所)は幅が400mmです。同じ宮崎椅子製作所の椅子で肘掛けのあるタイプであるpepeチェアの場合、幅が535mmあります。これは肘掛けのある椅子ではそこまで大きいと感じるものではありません。1脚で135mm、2脚並べると270mmと大きな違いになってきます。例えば、1350mmのテーブルを検討している場合、ソリウッドの定番である80mm角脚とすると脚と脚の間は1160mmとなります。先ほどのPocketチェアの場合、2脚並べても800mmでかなり余裕をもって使うことができます。pepeチェアの場合は2脚並べると1070mmとなり脚と脚の間に入れることは出来ますが余裕があまりない状態になってしまいます。幅が500mm以上ある椅子を2脚並べることをお考えになるならテーブルの天板は1350ではなく1500にしたほうが良いと考えます。

肘掛けのない椅子は機能面でもメリットになる点があります。それは出入りが楽という点です。肘掛けのある椅子だと肘掛けの前部分がでるまで引き出さないと腰掛けにくいですが、肘掛けがないと横からすっと座ることも出来ますし、椅子をひく距離が少なくて済みます。些細なことかもしれませんが、肘掛けのある椅子を引き座ることに対して、多少の面倒くささを感じている方は一定数いると日頃の接客を通して思うところです。

さて、ソリウッドでは3つの国内生産をしているブランドの椅子を取扱い、受注を受けていますがそのなかで個人的にオススメする肘掛けのない椅子を紹介します。

Pocketチェア(宮崎椅子製作所)

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先ほども登場しましたが、私が自宅で使っているPocketチェアです。コンパクトではありますが座り心地は他の椅子と全くひけをとらないというか肘かけの椅子より心地良いと感じることもあります。掛け心地は人によって違うので絶対ではありませんが、実際座ってみると、見た目の割にはゆったりと座れるなということに共感して頂ける人は多いと思います。

Hakuチェア(宮崎椅子製作所)

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スタイリッシュで激しい主張のない肘掛けなしの椅子です。見た目は非常にシンプルですが、背もたれも幅がありしっかりと体を支えてくれます。座面はあまりクッション性を感じない硬めに仕上がっています。沈み込むような座面が苦手という方にはぜひ座って頂きたい椅子です。

PEGチェア(ISU-WORKS)

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こちらは北海道津別町にある山上木工が製作するISU-WORKSにラインナップされている肘掛けのない椅子です。先ほど紹介したHakuチェアに比べると、座面は柔らかく、少し沈みこむ感覚があります。長時間座ることがあるという方にはこのぐらいの柔らかさが良いのではないでしょうか?座面は板座も選べます。

今回紹介した椅子はすべて吉祥寺ショップで実際に座って頂くことができます。

賢木@吉祥寺

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