2017.07.27

テーブル選び方講座で話すことを【No.1992】

7月30日は7月最後の日曜日です。ということは、ソリウッドの吉祥寺ショップで行うテーブル選び方講座の日になります。テーブル選び方講座は、木のテーブルが欲しいなぁと思っている方や無垢材テーブルを探しているけど、どれをどう選んでいいのかわからない、失敗しないテーブル選びができるかどうか不安でたまらないという方を対象にした無料講座です。無垢材テーブルを選ぶ際に迷いがちになるのが、樹種、サイズ、仕上げの3点だと思います。そこで、テーブル選び方講座では、これら3つのポイントで抑えて欲しい事柄などを説明させて頂きます。今日は3つめのポイントである仕上げについて少し詳しくみていきます。

テーブル選び方講座では、無垢材テーブルのなかで2大勢力となるオイル仕上げとウレタン塗装の違いについて説明したあとで、実際の仕上がりの違いを実感頂きたいと思います。講座では1枚の板に真ん中でオイル仕上げとウレタン塗装で塗りわけたものを用意しています。触って頂けるとウレタンが塗膜をはるタイプの塗装であることが一目でわかって頂けると思います。ウレタン塗装は簡単にいってしまうと薄いプラスチックの膜でコーティングする塗装方法です。ですので、実際に触っているのは、木ではなくプラスチックを触っていることになります。一見、同じように見える場合でも、普段の手入れやメンテナンス方法は全くことなってきますので注意が必要です。ウレタン塗装の場合は、水などには気にすることなく使って頂けますが、傷がついてしまうと戻すのは、塗装をやり直すという方法しかありません。また、15年20年と使用し続けると徐々に表面のウレタンが劣化してきて塗装が剥がれてきてしまうことがあります。こうなると、傷の時と同様に表面の塗膜を一旦、機械で削りとり再びウレタン塗装を施す必要があります。

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これは20年ぐらいご使用頂いたウレタン塗装を施したテーブルです。グレーになっている部分は塗膜が劣化して剥がれたきてしまったところです。こうなると少し見た目で違いが出てきます。これを直すには工房にある機械で塗膜をキレイに剥がし、その上に再塗装をします。一度、再塗装をすれば新品同様に蘇ることになりますが、費用はそれなりにかかってしまいます。再塗装の価格はテーブル天板の大きさにもよりますが、往復の運賃もあわせると8、9万円〜のといった感じの価格になります。

下の画像が再塗装を施した先ほどの天板です。

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