2017.05.24

小さめのダイニングテーブルについて【No.1928】

ダイニングテーブルのオーダーに関してよく頂く質問の1つに「小さめのダイニングテーブルが欲しいのですが、オーダーで作ってもらうことは出来ますか?」というものです。

 

答えは「出来ます」になります。ソリウッドの無垢材テーブルは基本的にオーダーを頂いてから製作するため、サイズなどの自由度が高めです。4〜7枚ほどの無垢材を接ぎ合わせ、四角く成形しているテーブルをソリウッドではストレートカットテーブルと呼んでいますが、ストレートカットテーブルは決められた数種類の樹種と脚のデザインを選んで頂き、サイズオーダーで製作します。オーダー可能な最も小さいサイズというのは特に決めていませんが、天板のサイズが600×600mmぐらいのサイズが食事をするのに適した最小サイズといった感じになります。ソリウッドでお配りしていたり、ウェブサイトに掲載しているストレートカットテーブルの料金表には1200×850mmの長方形のものが最小になっていますが、これより小さいサイズも製作が可能です。もちろん、長方形のみではなく、800×800mmなどの正方形でも製作が可能ですので、ご希望のサイズで見積りを問い合わせください。

 

反対に大きいサイズにつきましては、おおよそ2200mmぐらいになります。樹種によっては長い板の在庫がない場合がありますので、2200mmがとれない場合があります。2000mmを超える場合につきましては、お話を受けた際に、在庫の板などを調査して製作可否をお伝えしております。

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こちらは以前製作させて頂いたW1000×850の小さめのテーブルになります。

 

価格については、サイズが小さくなればなるほど安くはなりますが、ある程度の大きさからはほとんど価格が変わらなくなります。ストレートカットテーブルの価格につきましては、材料にかかる経費と加工に要する手間を元に計算しているためです。材料費はサイズが小さくなれば、安くなりますが、製作の手間については、800×800mmのテーブルでも1500×850mmのテーブルでもそう違いはありません。これが先ほど説明したある程度の大きさからは価格がさほど変わらない理由になります。

 

ここまでは、四角いストレートカットテーブルについて小さめのサイズについて書いてきました。ソリウッドではストレートカットテーブルの他に木の樹皮の部分のカタチを残した耳つきテーブルといったものがあります。耳つきテーブルもある程度ご希望のサイズで製作することは可能ですが、800〜1200mmぐらいの耳つきテーブルを製作するのはなかなか難しい現状にあります。

 

耳つきテーブルを製作する板は、1枚1枚サイズや節、割れの状態を確認しながら仕入れています。ソリウッドで在庫もしくは乾燥中の板のほとんどは2000〜2400mmぐらいの長さがあり、幅が450mm前後のものが多いです。板のほとんどが程度の差はあれど、端から数センチから数十センチほど割れています。この部分は避けて木取りをするので、テーブルのサイズとしては1500〜2000mmの天板が製作できるといった感じになります。そのため、小さいサイズのテーブルも製作することは可能ですが、耳つきテーブルを製作出来る板はストレートカットテーブルを製作するすでに耳をカットしている板に比べ、汎用性が低くなります。また、在庫している板もそこまで豊富ではありません。そのため、製作側としては1500mm製作できる板はなるべく1500mmに近いサイズで製作したいと考えています。そのため、小さめの耳つきテーブルが製作できるのは、そのサイズぐらいしかとれない板が在庫している場合に限るということになってしまいます。実際、1350mm以下の耳つきテーブルを製作できる板を在庫している状態というのは非常に少なく、お断りしているケースがほとんどです。

 

賢木@吉祥寺

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