2017.03.30

無垢材の丸テーブルも製作します【No.1873】

製作する数としては四角いストレートカットテーブルや耳つきテーブルのほうが多いですが、丸いテーブルも根強い人気があり、問い合わせやご注文も断続的に頂きます。吉祥寺ショールームには現在1台のウォールナット材の丸テーブルを展示しています。今日のブログエントリーでは、丸テーブルの選び方や丸テーブルを検討する際に気をつけていただきたい点を書いていきます。

丸テーブルの人気の理由は、丸いというカタチにあると思います。見た目も柔らかく可愛らしい印象があります。四角く角があるものが多くなりがちなお部屋のアクセントをつけるアイテムとしても利用できます。印象としては丸いテーブルがある空間のほうが、柔らかく優しい雰囲気になります。

機能面でも四角いテーブルに比べ、メリットがある点もあります。丸いテーブルだと複数の人が座ったときに、お互いの顔が見やすくコミュニケーションがとりやすくなります。四角のテーブルだと、対面に座った人とは顔をみての会話はしやすいですが、隣の人とは顔を見て話をするのは、やりづらくなります。この点、丸テーブルでは隣の人とも角度がついて座ることになるので、お互いの顔はみやすくなります。

一方、四角いテーブルや耳つきテーブルに比べてのデメリットもあります。それは

・丸テーブルを置くには、より広いスペースが必要

・食事をする際に、1人分のスペースが少なくなる

といった点です。

置くスペースについては、広く開けたリビングダイニングのような空間であれば、丸テーブルでも問題がありませんが、長方形の部屋に置くと壁に近い部分が出来てしまし、そこの部分は狭く感じやすくなります。もちろん、広めの長方形の空間であれば、全く問題がありませんが、少なくとも椅子をひいて椅子に座る際に必要な60cmがどこに座っても壁と空いているようにする必要があります。

また、1人分のスペースについては、四角に比べると角の部分がカットされているのと同じようなカタチになるのでその部分スペースが削られるということになります。

次に丸テーブルのサイズの決め方をみていきます。丸テーブルの大きさを決めるポイントは、座る人数です。4人掛けの場合、直径110cmが標準といえます。4人掛けを考えている場合はテーブルを置くスペースに問題がなければ直径110cmをオススメします。難しいのは、5人、6人と座る場合です。直径120cm程度にすると大きさ的には十分になりますので、座卓のように床に座る場合はそれでも問題ありません。ですが、椅子と合わせてダイニングテーブルで使う際には、脚の位置が悩みどころとなり、上手い解決策が思いつきません。脚を4本でなく、真ん中に支柱があり、上下にバランスを整えるように板をいくつかつける方法がありますが、木製の場合、こちらも脚を大きくしないと支えきれないので解決策になりにくいです。従って、常に5、6人が椅子に座るのであれば、長方形を基本としたテーブルを選ぶほうが良いと考えています。

ソリウッドの丸テーブルは、サイズと樹種、脚のデザインを選んで頂きご注文頂くカタチになります。サイズは直径800〜1200の間でお好きなサイズを指定頂くことが出来ます。樹種は定番のタモ材・ナラ材・メープル材・チェリー材・ウォールナット材の5つから選んで頂けます。メープル材・チェリー材・ウォールナット材の場合は天板厚を30mmか40mmからお選び頂けます。タモ材とナラ材の場合は天板厚は28mmになります。

脚のデザインは先が細くなっているテーパー脚が基本で、角のテーパー脚と丸テーパー脚のどちらかで製作することが多いです。テーパーのない脚でも製作することは可能なので、ご希望の場合はスタッフにお問い合わせください。

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こちらはメープル材で製作した丸テーブルの納品事例です。脚は丸テーパー脚がついています。

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こちらはチェリー材で角テーパー脚がついた納品事例になります。

賢木@吉祥寺

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