2017.03.21

桜が開花したので、チェリー材の椅子によく選択されているファブリックを紹介しましょう。【No.1864】

東京では桜の開花宣言がされましたね。なんだか全然実感は湧きませんが春はもうすぐそこですね。相模湖工房周辺はまだ朝がとても寒くて春はまだ先かなといった様子ですが。ちらほらとタイヤ交換をしている風景を見ますと春だなとも感じます。そんな中先日は春と言えば桜というわけで無垢材家具に使われる桜についてブログを書きました。興味がある方はぜひ読んでみてください。

春と言えば、桜。無垢材家具に使われる桜はどんな板?

我々に馴染みのあるソメイヨシノは残念ながら木材利用はほとんどされていません。なので我々も使った事はありません。桜で使うのはヤマザクラ。日本各地に自生する桜でソメイヨシノよりも咲く花は白っぽいです。外国産なら北米のブラックチェリー材です。ヤマザクラもチェリーも経年によって色が濃く変化します。それがサクラ系木材の最大の特徴です。

今日のブログではチェリー材の椅子によく選択されているファブリックを紹介していきます。

先日はウォールナット材で同じテーマでブログを書きました。そちらも気になる方はどうぞお読み下さい。

ウォールナット材の椅子にはこんなファブリックが選ばれています。

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ISU-WORKSのMAYチェアにNC128というチャコールグレーの布生地を組み合わせたバージョンです。実はこれは私が自宅で使用している椅子なんですね。納品時に撮った写真がこれです。納品時は少しピンクがかったオレンジ色をしていました。この椅子を購入したのが2015年の5月です。なので、2年近く経っています。今ではすっかり色が変化して濃い茶色をしています。納品時よりも今の方がこの色のファブリックとよく合っている気がしています。このNC128はチェリー材に限らずどの樹種にもマッチするとは思います。でも迷ったらこのNC128にしておけば間違いない気がします。

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こちらもISU-WORKSの椅子です。HUGチェアというモデルになります。明るいオレンジ色をしたレザーとの組みあわせです。木の色と同系色の組みあわせですね。この6631というレザーはチェリー材の椅子との組みあわせで選ばれることが多いです。逆にいうと他の樹種ではほとんど選ばれていないですね。同系色なのでまとまりがある組みあわせになります。

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こちらも色の近いファブリックと組み合わせた例です。NC178というカラシ色をした布生地です。落ち着いてシブい感じになります。

ISU-WORKSブランドの椅子だとチェリー材を選択された方がもっとも多く選んでいる座面は板座面です。他の樹種よりもチェリー材は板座面が多く出ています。何故かは分かりませんがこれまではそういう傾向が強いです。

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こちらは宮崎椅子製作所のUUチェア。チェリー材UUチェアと茶色の革座面の組みあわせです。時間が経ってチェリー材の色が濃く変化すると座面との色味が近くなってよりフィットするようになるのではないでしょうか。落ち着いた大人の雰囲気を出したいなら茶色の革座面はもってこいですね。

以上がチェリー材の椅子を選択された方がよく選んでいるファブリックになります。選択されている方は少ないですが、他にもいろいろな組みあわせで受注を受けています。のでそれらも少し紹介しておきます。

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チェリー材と青系の組みあわせだとこうなります。UUチェアとart.10000-1という布座面との組みあわせです。鮮やかな色との組みあわせも悪くありませんね。

白系ファブリックとの組みあわせだとこんな感じになります。
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Pocketチェアとart.9445-72という布との組みあわせ例になります。白系の座面になると少しかわいらしさが増しますかね。

チェリー材の椅子とファブリックの組みあわせはこんな感じになります。ソリウッドのPinterestページでは椅子の納品事例写真を多数掲載しています。樹種とファブリックの組みあわせに迷ったらぜひ参考にしてみてください。

瑞木@相模湖

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