2017.02.27

ウォールナット材の耳つき板を仕入れに材木屋さんに行ってきました。【No.1842】

今日はいつもお世話になっている材木屋さんまで板を求めて行ってきました。車で片道2時間くらいの距離ですが、今まで行ったことがありませんでした。いつも来てもらってばかりだったので、今回はこっちから出向いて行くことにしました。天気も良かったのでドライブ気分で気持ち良かったですね。ある程度量があればこうして出向いて実物を見て、トラックに積んで帰るという仕入れ方法も効率的です。

お目当てはウォールナット材の板。電話で確認したところ我々が求めているサイズの板が10枚ほど入荷しているとのことでした。電話で「じゃあ、それをください」と言えば済む話でもありますが、それなりの価格がするのでやはり実物を見てから仕入れたいなと思いました。というわけで材木屋さんまで行くことにしたのです。

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あらかじめ出してもらっておいた板を拡げて確認しました。長さは2000mmちょっとで幅は400~500mm程度です。厚みは55mm、ギリギリ耳つき2枚はぎテーブル天板が出来る大きさです。同じ丸太から製材された板はありませんが、同じ時期に仕入れた丸太なので木味などにそれほど大きな違いはなかったです。

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1枚1枚おおまかにサイズを確認して充分に使用できると判断したので10枚全部仕入れることにしました。節が少し入る板もありますがそれほど大きな節ではないですし、使用には特に問題ないですね。板を見るとやはりワクワクしますね。仕事ですので損をしないように確実に使える板を仕入れなければいけませんが、なんとなく見る目は優しくなってしまいます。どれも綺麗な板ですからね。

ウォールナット材の耳つきテーブル天板用の板は現在吉祥寺ショールームに2セット展示してあります。1つはまだ削っていない粗い状態で展示しています。もう1セットはおおまかにカットして表面を削ってあります。

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こちらのW88テーブルは長さが1700mmまでで幅は850mm程度で製作できます。少し節がありますが、良い具合でアクセントになるのではないかなと思っています。同じ丸太から製材された板ではないので2枚の板の色に少し違いがありますが、実際にテーブルにしてしまえばそれほど気にならないと思います。真ん中に少しだけ白太部分が入るかもしれません。これも見た目のアクセントになるでしょう。

ウォールナット材は北米産の木材で濃い茶色をしているのが特徴です。ブラックウォールナットと呼ばれるように他の木と比べるとかなり濃い色をしています。といってもブラック(黒)までは濃くありませんが… ウォールナット材は樹皮に近い部分は白っぽい色をしています。この部分を白太と呼んでいます。多くの板は程度の差はありますが、樹皮に近い部分は色が薄くて、中心部分は色が濃いです。これは部分によって役割が違うために色の差があります。立っている木は樹皮に近い部分で水分や栄養分のやりとりをしています。生長していって内側に入ってくると水分や栄養分のやりとりをやめて樹体維持の役割を担うようになります。この時に成分が変わって色が変化するようです。

この板に加えて今回仕入れた板でも耳つき2枚はぎテーブル天板が製作可能です。まだ仕入れたばかりで細かくサイズを確認していませんが、なるべく早くそうした作業をしてお客様に提案できるようにします。

今回仕入れた板はすでに乾燥済みです。人工乾燥機に入れてあるのですぐに使用することができます。ウォールナット材の耳つき2枚はぎテーブルをお探しの方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。ご希望サイズに応じて板を選んで見積を致します。

瑞木@相模湖

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