2016.12.06

ソリウッドで人気の樹種はウォールナット材とチェリー材。【No.1759】

最近少し英語に興味を持っています。学生時代に多少は英語を勉強しましたが、苦手意識もあって半ば諦めていました。ただ、最近英語に触れる機会が増えてきてまた勉強しようかなという気持ちになってきました。英語を勉強しようと思った1つにウッドターニングがあります。ウッドターニングは木工旋盤を使ってサラダボウルなどを作ることで木工の一種です。ウッドターニングは海外ではメジャーな趣味ですが、日本ではかなりマイナーな存在です。日本語のウッドターニング教則本はほとんど出版されていません。でも、英語の本ならそれなり出版されています。Amazonさんで簡単に購入できることもあっていくつかの英語で書かれたウッドターニング本を手に入れました。

ウッドターニング本に限らず木工関連の英語本は写真やイラストが豊富に掲載されています。なので、多少英語が分からなくても写真やイラストを見て理解をすることができます。ただ、細かいニュアンスなどが分からない時もあります。写真である程度理解できてくるともう少し細かい部分も知りたくなってきます。それでもう少し英語が読めたらなと感じるようになりました。

そしてもうひとつ、英語に関心がわいた事は海外ドラマです。数年前から日本でも海外ドラマが衛星放送やケーブルテレビで観られるようになりました。『24』はかなり日本でも人気になりましたよね。最近ではネット配信でパソコンやスマートフォンで海外ドラマが観られるようになっています。私もそうしたサービスを通じて海外ドラマを観るようになりました。これがかなり面白いんです。私が気に入っているのはFBIとかCIAとかが出てくる系のドラマです。こうしたドラマを観ていると英語分かるようになれたらと思ってしまいます。そんなわけで少し英語を勉強する気になったのです。さっそく英単語本を買って、勉強し始めました。いつまで続くかは分かりませんがとりあえずやってみます。

で、材木もグローバル化が進んでいて海外からたくさんの木材が日本に入ってきています。最近では今まであまり輸入していなかった東欧からも木材の輸入がされるようになっているそうです。海外からの輸入材で1番メジャーなのは北米材です。アメリカ、カナダからは安定的に木材が供給されています。そうした北米産の中で特に人気が高いのがウォールナット材です。ウォールナット材の人気は世界中で高く、数年前に価格が急騰しました。現在では価格の急騰は止まりましたが、以前として高い水準をキープしています。ちょっと前の価格感では買えなくなってしまいました。

ウォールナット材の特徴は色にあります。ウォールナット材独特の色があります。塗装をしなくても濃い茶色をしている木材はウォールナット材の他にはあまりありません。そして、単に濃い茶色だけでなく、少し紫がかった色をしている部分があるなど味わい深い色の階層があります。特に幅が広い板がとれる大径木にそうした滋味深い色をしている部分が多いです。

ウォールナット材は木材の供給量がある程度確保されているので、いろいろなメーカーで使用されています。ソリウッドが取り扱う椅子メーカーさんもすべてウォールナット材を扱っています。なので、テーブルと合わせて椅子もウォールナット材で揃えることが可能です。

ウォールナット材にひけをとらない人気があるのがチェリー材です。一般的にはウォールナット材の方が人気がありますが、ソリウッドではチェリー材も人気があります。最近ではチェリー材の方が受注する数が多いかもしれません。チェリー材とウォールナット材は産地が近いので、同じコンテナに入れて日本に持ってくることができるそうです。そうした意味でチェリー材も日本に結構な数が入ってきています。

チェリー材は少しピンクがかったオレンジ色をしています。

完成した時はこんな色をしています。が、時間が経つにつれてドンドンと色が濃くなってきます。最終的に艶のある焦げ茶色になります。今まで納品したチェリー材のテーブルがどんな色になっているかは分からないのが残念ですが、ある程度は予想がつきます。

私が自宅で使用しているチェリー材のMAYチェアです。1年半ほどが経過しています。艶がでていい色になってきました。元は上の写真にもあるようなオレンジ色をしていました。はじめは明るい感じですが、全体的に落ち着いた色になって部屋にもマッチしてきた感があります。こうした色の変化が楽しめるのがチェリー材の最大の魅力です。

というわけで、ソリウッドで人気のあるウォールナット材とチェリー材の紹介でした。

瑞木@相模湖

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