2016.11.21

吉祥寺ショールームに展示する耳つきテーブル用天板、削っています。【No.1744】

あっという間に11月も後半になってしまいました。やっぱり時間が過ぎるのはとっても早いですね。もう12月は目前です。2016年ももう少しで終わってしまいます。さて今週末の26、27日にふじのアート・ヴィレッジで開催される『木木木展』に参加させてもらうことになりました。ふじのアート・ヴィレッジの中に展示台を設置してそこにパンフレットなどを置かせてもらいます。タイトルから分かるように木製品を製作する作家さんや工房が集まるイベントです。今回が初開催なので手探りな感じですが、せっかくの機会なので参加することにしました。こういったイベントに参加するのは初めてのことなので勝手が分かりませんが、参加後にまたレポートする予定にしています。

さて今日のブログの話題はテーブルです。ソリウッドでは無垢材を使ったテーブルを製作、販売しています。今年は耳つきテーブルの製作と販売を強化してきました。耳つきテーブルとは、樹皮がついていた部分を残して製作するテーブルのことです。自然が作り出したラインをそのまま活かすので、直線でカットされたテーブルよりやさしい感じ、より自然な感じがします。また1枚1枚カタチが違うので世界でただひとつしか存在しないテーブルになります。

強化策は具体的には吉祥寺ショールームに耳つきテーブル天板用の板を展示することにしました。これまでは天板として完成した耳つきテーブル天板を現品販売品として展示していましたが、それだとなかなか製作が追いつきませんでした。結果として展示できる台数が少なく、あまりアピール出来ていませんでした。そこで考えたのが製作途中の板を展示することでした。乾燥した板を粗削りした状態で展示しています。

【かっこいいトチ材、あり〼】 今日と明日は定休日でショールームはお休みですが。 個性的で、迫力あって、かっこいいトチ材の耳つき天板、あります! #ソリウッド #ダイニングテーブル #トチ材 #トチ #個性的 #吉祥寺 #インテリアショップ

ソリウッド クラフィスさん(@soliwood_crafis_kichijoji)が投稿した写真 –

粗削りしたトチ材を吉祥寺ショールームに展示した様子です。吉祥寺ショールームのInstagramにアップされた写真です。2枚はぎでテーブルにする用の板です。2枚をはぎ合わせますが、展示の段階ではまだ、はぎ合わされていません。1枚1枚別々の板の状態になっています。長さや幅もある程度余裕がありますので、できる範囲でお客様のご要望のサイズに合わせて製作することができます。

粗削りしてあるので木目の様子もしっかりと観ることができます。乾燥済みの板は表面が汚れたり、反ったりしています。その状態だとなかなかテーブル天板になった様子を想像することができません。でも粗削りしてあれば、木目の様子がハッキリと分かるのでイメージしやすくなります。

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乾燥した板の表面はこんな感じになっています。これではどんな仕上がりになるのかイメージ出来ないですよね。我々は何となく想像できるのですが、普段見慣れていない人にとっては難しいはずです。これを削るとこうなります。

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削ると木目が見えてきました。ここまで削るとクリらしい木目がハッキリと分かります。この状態であればお客様もテーブルになったときの感じが想定できると思います。この状態から少し板のカタチを整えて吉祥寺ショールームに運びます。

こうして展示されている板は受注後にテーブルに仕上げていきます。受注後、納品までは2ヶ月から3ヶ月ほど時間を頂いています。注文頂いた板は工房に運んで製作に至ります。製作を始める前に図面を製作してサイズ等の最終確認を行います。

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こちらは粗削りした状態のウォールナット材の板です。実際に吉祥寺ショールームに展示したあった板です。これを仕上げるとこうなりました。

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こちらが納品する直前に撮影した写真です。仕上げると艶が少しでます。色も濡れ色になるので濃くなります。

11月下旬に新作の耳つきテーブル天板用の板を吉祥寺ショールームに展示する予定です。今回はクリ、ウォールナット、チェリー、カバといった樹種の板が並びます。

瑞木@相模湖

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