2016.08.20

NC工作機の特徴を活かして製作されるISU-WORKSの椅子。【No.1651】

リオ五輪の陸上男子100×4リレー、感動しました!上手くいけばメダルが取れるんじゃないかと思っていましたが、銅メダルの想定しかしてなかったです…すみません。銀メダルは凄すぎます。陸上競技は世界との差がかなり広がっていてなかなか日本人が活躍できていない状況でのこの結果は良かったと思います。

さて、今日は椅子の話題です。ソリウッドでは国内生産をしている3メーカーの椅子を取り扱っています。3メーカーとも受注生産体制を取っているので、納品までは少し時間を頂きます。でも、その分樹種や座面の生地を選んでお客様の好みにあった仕様にすることが出来ます。

ソリウッドのイチオシは北海道の家具工房で製作されているISU-WORKSブランドの椅子です。小振りのダイニングチェアからロッキングチェアまで幅広いラインナップで様々なシーンで活用できる椅子が揃っています。ソリウッドではISU-WORKSブランドの椅子は全て取り扱っていて、1脚ずつではありますが全モデル見本を吉祥寺ショールームに展示しています。もちろん見本には座ってみることが可能です。

ISU-WORKSの椅子を製作しているのは北海道津別町にある山上木工さんです。北海道の家具産地と言えば旭川が有名ですが、津別町は旭川からさらに東のオホーツク地方にあります。津別町は森林に囲まれた町で林業や木材加工業が盛んです。しかし、最終的な製品を作る家具工房は少ないようです。山上木工さんはNC機での加工に力を入れていて、最新機器を含めた多数のNC機を保有しています。NC機はコンピュータプログラムで動かす機械でこれを活用できると作業効率が大幅に上がります。

椅子の部材は複雑なカタチをしていることが多いので、人間の手によって削るとなると時間がかなり掛かります。また、技術力の差がでてしまうので誰がやっても同じように削れるとも限りません。NC機はそのような欠点を補ってくれます。同じ部材をたくさん削りだすのはNC機がもっとも得意とする加工になります。コンピュータプログラムで動くので、同じを動きを繰り返して行うことができます。NC機を扱う技術力があるので、品質にブレがなく価格を抑えた良質の椅子を作り出すことができています。

先日はMEGチェアを15脚納品しました。このような量のある注文にも対応してもらえます。
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こちらがMEGチェア。背にもファブリックが張られています。座面は少し盛り上がっていて、座るとわずかに沈み込みます。柔らかい感じの座り心地です。背にもファブリックが張られているため、背中の滑りが少なく姿勢が崩れることが少なく安定して長時間座ることが可能です。

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こちらはGENチェアです。MEGチェアと同じく背にファブリックが張られているタイプの椅子です。MEGチェアよりも少しサイズが大きいです。なのでゆったりと座ることができます。GENチェアの前脚は緩やかなカーブを描いています。直線ではないラインの形成もNC機が得意とする分野です。人の手でこうしたラインを形成するとひとつひとつ微妙にラインが変化してしまいます。大量の部材を同じように加工するのはとても大変です。でもNC機なら直線ではないラインもビシッと揃えて加工することが出来ます。

ISU-WORKSブランドはまだ始まって5年ほどでまだまだ知名度は低いです。が、品質はとっても高いです。オイル仕上げなのでソリウッドのテーブルとの相性もバッチリです。ISU-WORKSについて知らない方も吉祥寺ショールームで実物を見て、座ってみて気に入ってご購入してくださる方が大勢います。ぶっちゃけほとんどがそういう方だと思います。

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チェリー材の耳つきテーブルとMEGチェアの組みあわせです。ウォールナット材、チェリー材、ナラ材と選べる樹種がラインナップされているので、テーブルと合わせて同じ樹種を選択することが出来ます。ぜひ、吉祥寺ショールームで実物のISU-WORKSの椅子に触れてみてください。

瑞木@相模湖

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